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手持ちの服と相性よし! 毎日着てもマンネリにならないアウター

久々に夕方の帰宅時間にメトロに乗って、改めて感じたことは、女性のアウターが黒、茶、グレーが圧倒的に多いこと。

冬はインのコーデがどうしても地味になりがちですし、通勤ではなおさらです。なのでアウターはどうしてもコーデに引っ張られて合わせやすい無難なカラーになりますよね。

でも、黒や茶色のアウターって、インのコーデの色が限られてしまうので実は結構難しいんです。着回ししやすいアウターを知るには、前を開けたり、胸元や裾から服が見えた時を考えます。チグハグに感じたら、その服とアウターは相性がよくないというシグナルです。

冬のコーデを脱・地味にさせるカラーは?

それはブルーもっといえば、ペールブルーもしくはブルーグレーなどの果てしなく淡いグレーに近いブルーです。

カラーコートなんて無理! と思う人もいるかもしれません。でもペールブルーとアイスブルーのアウターを3着持っている私から言わせて下さい。

こんな便利なカラーはありません!

とはいえ好みもありますので、少しでも興味を持たれた人だけ、普段自分が着るワードローブを思い出しながら、以下を読み進めて下さいね。

ペールブルーやブルーグレーのアウターがいい5つの理由。

1.基本どんな色でも合う!

結論から言うと基本、赤以外は合います。とはいえアウターは、手持ちの服と合うものを選ぶので、カズレーサーさん(しかもメンズ)でなければ、オッケーです。

冬のベーシックカラーはベージュ、オフホワイト、ネイビー、黒、グレー系、ブラウン系でしょうか。

冬の差し色は淡い色ならピンクベージュ、ラベンダー、ミント。強めならグリーン、ロイヤルブルーくらい?

ざっと書きましたが、これら全てのカラーと合います。ノーカラー、テーラードのようなチェスター型、フーディー、比翼などなど、胸元から見えても裾から見えても大丈夫。バッグや靴のカラバリも広がります。

もちろん柄物合わせも大丈夫です。

柄物は概ねスカートが多いと思います。クラシカルなチェックは、赤が入っているので要注意ですが、そんな日は前を閉めてしまいましょう。

2.絶対悪目立ちしない!

ブルーなんてとっぴすぎて、絶対変に浮く、思いそうですが全然大丈夫です。ペールブルーは少しシャレ度の高いカラーかも知れませんが、ブルーグレーなら大丈夫。淡いグレーよりも品のいい華やかさがありますが、浮ついて見えることはありません。

3.濃い定番色の方が太って見える。

面積の多いアウターは、本来締め色になる濃い色だと、重たい存在感があります。その点、ブルーは軽さがあるので、ウール100%のロングコートでも見た目の軽やかさが違います。それはコンクリートや、寒い風景に溶け込むカラーだからです。

4.オフィスコーデにも合わせられる。

オフィスにカラーアウター? と疑問を感じると思いますが、ペールブルーやブルーグレーは、知的でまじめな印象を与えますし、決して派手な色ではありません。またオフィスコーデカラーのネイビー、白、黒、グレー、ベージュなどとの相性はばっちりです。

5.顔が明るく見える。

明度の高いカラーは顔を明るく見せます。寒かったり、どんより曇った日は顔色がくすみがち。ダークなアウターは、くすみを加速させる恐れがありますが、レフ板効果のある白アウターは現実的ではありません。そこで白に近く、肌色を選ばない寒色系ペールカラーの出番となります。

長く着られる定番の形こそ挑戦。

ここまで読んで、ブルーカラーが少しでも気になった人は、ぜひシンプルなウール系のアウターでチャレンジして下さい。

型:チェスター、ノーカラー、ガウンコートなど。
丈:膝丈〜ふくらはぎの間までの着丈。

このようにシンプルで装飾のないアウターだとその威力を発揮します。

逆にダッフルコートやウールジャケット、トレンチコートなどのトラディショナルなアウターだと、遊び心が強めに出ます。オシャレしたいなあ! と思う日には効果絶大ですが、休日しか着るシーンが思い浮かばないアウターは避けましょう。

ペールブルーとブルーグレーはすでに市民権を得ている!

冒頭にも書きましたが、冬はアウターが1番目につくので、どうしても地味になります。

それならば、と形を思い切りトレンドにするとか、いろんなアウターを沢山買おうと言うのはリアルではありません。アウターは値段が張るアイテムなので、普通はいかに着回しが効くかが大きな基準となります。

ここ数年、大抵のリアルクローズのショップなら、この絶妙ブルーのアウターがあります。カラバリ豊富なブランドではなくても黒、ベージュ、ネイビー、ブルーグレーの4色展開にしていたりします。それほど定番化しつつあるカラーなので安心して下さい。

アウターから自分の常識を破ってみよう。

今まで、アウターは定番色を買うべきという先入観だけで購入していたは、それはマイルールだけなのかも知れません。

私の場合、ペールブルーのアウターとの出合いは、定番品が多い大手セレクトショップのプレスセールでした。ダークな色合いが多い中、一際目を引いたシンプルなフーディコート。私はセールプライスだからと購入。結果、愛用し続けてて今年で3年目に突入します。元々ブルーが好きですが、それまではアウターで取り入れる概念はありませんでした。今ではチェスター、ノーカラーと型やブランドを変えて、購入しています。他にも白やベージュ、ネイビーも買いますし、インのコーデも色々な色や形、素材を着ます。でも圧倒的に手に取るのはブルーのアウターなんです。飽き性な上に服装が自由な仕事であり、服が好き。そんな自分が全然飽きずに、できた毛玉を取りながら着ています。

自分を包むアウターは自己投資すべきアイテム。

アウターが合わないと、中の服がどんなに素敵でもテンションが上がりません。安見えする、色が悪い、疲れる、寒い、重い、動きにくいなどネガティブな要素を一冬中感じるのは損出が大きすぎます。

冬場の主役であるアウターは、自己表現そのもの。見た目や値段、ブランドだけに引っ張られず、自分の価値観に合った1着を選びたいですね。




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