人の日記をこっそりみたい
どうもこんにちわ。
男3人でシェアハウスを2年間していたフミカです。
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シェアハウスっていうのは、プライベートがあるようでないんだよね。
特にボクらは自分の部屋はいつも開けっ放しだったし、鍵をかけるなんてこともなかったの。
ってか、ボクの部屋なんて鍵ついていなかったし。
だから、こんな朝ごはん事件が起きたんだね。
ルームメイトのコックさんは自分の考えとか思っていることを感情で表に出す人ではなかったんだ。
よく考えるけど、自分の思いが固まってから、話したりするタイプだったんだ。
そんなコックさんの日課は毎日日記をつけることだった。
ボクも度々、彼が机に座ってある時は、頭を抱えたり、ある時は黙想しながら、優しい顔でその日記を書いているのをみたことがあった。
それもこんだけ文明が発展しているのに、キャンパスノートに書いていたんだ。
この時代になっても紙とペンは大切なんだね。
まあ、ボクは「何を書いているのかなー?」と気になることはあったけど、それまでだったんだ。
ある時、トラブルメーカーの保育士くんが事件を起こしたんだ。
そう。
絶対に見てはいけない人の日記をこっそり見たんだ。
信じられる!?
びっくりだよね。
でも、不思議に思わない?
なんでこっそり見たことがバレているのかって。
それは、ある晩のことだった。
保育士くんとコックさんの意見が少しぶつかってちょっと口論になったんだよね(これはよくあることなんだけど)。
そうしたら、保育士くんがカッとなって言ったんだ。
「お前、陰で俺のことを”ドラクエしかしてねえくせに。”思ってんだろ!」
それに対してコックさんが言ったんだ。
「え。なんでお前知ってんの?・・・・・。お前、日記見たよね?」
物凄い気まずい雰囲気がそこ流れたんだ。
びっくりしたね。
空気が凍りつくって表現あるけど、あれって実際に起こるんだね。
空気がパラパラ落ちていくのがボクの目には見えたね。
「え、いや、その、、、、、。」
保育士くんはそのあと、全部白状したんだ。
誰もいない時にこっそり日記を見たことを。
そして、開いた日記に自分の悪口がたくさん書かれていたんだ。
コックさんは思ったことを直接言わないで日記に吐き出していたんだね。
感情で表に出すタイプじゃないから。
そこにはこう書いてあったみたいなんだ。
「俺だけ、家事やってない見ないこと言って保育士くんは俺を責めるけど、お前だって一日中ドラクエやってるだけだろ」
保育士くんもまさかだよね。
好奇心で開いた日記に自分の悪口めっちゃ書いてあるから。
人の日記は勝手に開くものじゃないね。
もちろんその後二人は仲直りするけど、日記を勝手に見られても許すコックさんもすごいよね。
ハンバーグは捨てるけど。
もし、日記をこっそり見たいなんて思いがあっても、絶対にやっちゃダメだよ。
それは、相手のためにも自分のためにも。
人の日記をこっそり見た末路は不幸だね。
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