防災キャンプ参加レポ:準備編
このnoteは2019年11月9日〜10日に行われた「なは防災キャンプ'19秋」に参加して体験したこと、感じたことを忘れちゃいそうでもったいない!と思ったのでアーカイブ化してみたものです。わたしの頭の中を覗いてもらう感じで書いてます。
どうも、最近「防災」に興味を惹かれているFumikaです。
たまたま関わりのある公民館でとても興味をそそられるイベントを開催していたので、ボランティアとして参加しつつ、がっつり満喫してきました。これはその参加レポ。準備編、当日編、感想編に分けて公開する予定です。そして長文です。公開途中でタイトル変えるかも。
ちょっと試しに気軽な感じでまとめてみることにしました。慣れていないところがあると思うのですが、ゆるしてちょ。
参加したイベント
参加したイベントは「なは防災キャンプ'19秋」、屋外自主避難を想定したプログラムです。楽しく、気軽に、がコンセプトだそう。
キャンプ経験ほぼありません!でも「防災」なので日常の延長で考えてみたい…
わたし基本的にはインドアなんですよ…、嫌いじゃないんだけどあんまり体力なくて(^_^;) というわけでキャンプ初心者です、こんにちは。そんなわたしがまず考えたのは、どうにか日常の延長で出来ないか?でした。
わたしがキャンプに持っているイメージって「ハレ」のイベントなんですが、「防災キャンプ」となるとちょっと違う…?そして、現時点で何かキャンプグッズを持っている訳でもないし、今からがっつり揃えるのも難しい…。これきっかけで今後キャンプに目覚める可能性も無きにしも非ず、ですが、その機会があるかどうかもわからない。使うかどうかがわからないものを買い集めるのはハードルが高いですよね。そう考えた時、気づきました。防災グッズも同じ感覚だ…。心のどこかで「使うかどうかわからない」と思っていたから持っていなかったんだ。備えておかなくても生活に支障がなければいいのですが、災害っていつ起こるかわからない上に、備えておかなければ生活ができなくなってしまいますよね。コレめちゃめちゃ危険。
今回わたしが防災キャンプへの参加を決めたのは、自分自身が「防災」から遠い距離にいたことに気づいて危機感を感じたから。災害っていつ、何が起こるかわからない、な状況だからこそどう備えたらいいかがわかりにくい。あまりにも防災にピヨピヨすぎるので、ひとまず今回は今の自分の防災力&生活力を確認することを一番の目的にしました。持ち物も日常的に使っているグッズをメインにして準備をすることに。
とりあえず何持っていく?
今回参加した防災キャンプは屋外自主避難を想定したプログラムです。事前に知らされている情報は「テントとテーブルはあります」「シェアキッチンあるよ」「宿泊参加者は食材を一品以上持ってきてね」くらい…。何が必要になりそうか、自分で考えなければいけません。
わたしは出張が多い仕事をしていたので、外泊することには割となれているのですが、そこに防災グッズや生活用品がプラスされるとなるとめちゃくちゃ悩みました。そもそもキャンプ自体初心者なんですよね。学生の頃に授業でキャンプしたな、くらい。なので手持ちのキャンプグッズは寝袋のみ。むしろこれを持っていることの方が奇跡かもしれない。うーん…、と頭を悩ませながらも衣食住の観点から手持ちのグッズをかき集めることにしました。
手持ちのグッズから考える衣食住:身に着けること
まず、当日何を着る?を考えました。11月の沖縄はやっと夏の気配が引いたかなという時期。朝晩はひんやりとしていますが、日中の日差しは相変わらずきついです。日中は半袖でもいいかなぁ、夜は冷えそうだから長袖かなぁ、眠るときは着替えたいなぁ、入浴できないからタオルはどうしようかな…。そんな感じで考えながら、持っていく服などを選別。今回のために買い足したものはありません。
当日着用するもの
着慣れたポロシャツ、10年程履いてめちゃくちゃ馴染んでいるLevi'sの501、アームカバー、厚手の靴下、キャップ、スニーカー
Levi'sの501といえば、股上普通、ストレート、ボタンフライのジーンズです。学生の頃に購入したものですが、今もよく着用します。10年持ってるってすごいな…と自分にびっくり。ボタンフライはうっかり閉め忘れた!にならないので、念のためにコレをチョイス。
11月とはいえ、屋外ではアームカバーとキャップが必須です。
持っていくもの
ジャージの上下、レキシの袴T、換えの下着と靴下、使い捨てのレインポンチョ、AIRismのパーカー、濡らすとひんやりするタオル、てぬぐい、道後温泉で買った薄手のタオル、スポーツタオル
袴Tは普通に着ると結構恥ずかしい(笑)でも着心地がいいのと、こういったイベントの時だけ着ようと決めているので自分の中では定番です。
ジャージ(上)はトレーナータイプ。ジャージ(下)は当初別の7分丈のものにする予定でしたが、前日早朝の冷え込みに怯えて上下セットに変更。大学の同期で作った上下セットですが、これも10年くらい使ってる。物持ちいいな、わたし。
AIRismのパーカーは日中の冷え込み対策。手の甲まで覆うので日よけとしてもめちゃくちゃいいので個人的に大活躍しています。
てぬぐいはギリ展で買ったもの。出番があまりないので使ってみることに。使うかはわからなかったけど、似たようなサイズ感のタオルを他にも3種類持参。
そしてコスメなど(詳細は省略)
あっ、真ん中のジップ袋(ENJOY TODAYってやつ)にはコットンと綿棒が入ってます。マスカラは持って行かなかった。
コスメを入れているポーチはKiplingのリュックにおまけで付いてきたもの。たくさん入るのでとても優秀。
手持ちのグッズから考える衣食住:食べること
続いては「食」に関するもの。食材はもちろん、調理器具も必要です。一番心配なのは熱源をどうするかでした。普通は一家に一台カセットコンロがあるものなのかもしれません…。でもわたしの実家ではカセットコンロを使う習慣がなく、これまでなかなか購入する決心がつかず…。今回はシェアキッチンがあると聞いていたので、思い切ってそこに甘えてみることに。タイミングがよければ、空き缶でコンロを作るワークショップに参加できるかも。
熱源の心配を一旦忘れて、次は何を食べるか。これもだいぶ難しかった。「日常の延長」をテーマにしてしまったので、防災食をメインにするのはナシ。キャンプでよくある?缶詰をそのままアヒージョにする料理も憧れますが、ひとりで食べるのはちょっとなぁ…。体質的に油脂類が苦手なのです。
ひとまず冷蔵庫の中身やストックを確認してから考えることに。わたしは普段から玉ねぎとニンジンをカットして冷凍保存しています。これを持っていけば向こうで包丁を使うこともないので、ウィンナーとキャベツを買い足してポトフにすることにしました。どちらもキッチンバサミでチョキチョキすればOKのはず。ただ、お鍋どうしようかなぁ。一人分なら手持ちのミルクパンで調理可能なのですが、かさばるなぁ…。調べたところ、100均にアルミ鍋があるようなのでこれを買い足すことに。あとは、あれも使える?これあると便利かなぁ、これも持っておこう…。と思いつくままに集めてみました。
元々あったもの
玉ねぎ、ニンジン、チーズ、卵、インスタントスープ、油、塩&ローリエ、砂糖、コンソメ、醤油、ルピシアのお茶、プラスチックのカトラリー、キッチンバサミ、クッキングシート、アルミホイル、ポリ袋、ポリ手袋、アルコール、スプレー式の洗剤、ウェットティッシュ、ゴミ袋、無印のハーフティッシュ、キッチンペーパー(写真忘れ)
買い足したもの
キャベツ、ウィンナー、なぜかサツマイモ、クラッカー、プロテインバー、缶のお茶となんとなく7up、割り箸、アルミ鍋、紙製のランチボックス(写真忘れ)
クラッカーとプロテインバーは普段食べないのですが、たまたま気になる商品を見つけたのでお試し購入。
キャンプ当日は空き缶でお米を炊くワークショップが予定されているようなので、参加できるかはわからないけど、生米と缶を入れてみました。
アルミ鍋はサイズが大きいなぁ、と思いながらも直火OKと記載があるのがコレだけでした。まぁ、使ってみよう。アルミホイルを蓋にする予定。
そしてアルミ鍋をフライパン代わりに使ってみたいな、と思ったので油とクッキングシートも追加。そのフライパンで二日目の朝食を作ってみようと思い、卵も追加。インスタントのスープも入れておきました。
ゆかりは余ったキャベツを漬けようかな…と。普段それくらいのペースで食べていたので、二食でキャベツ1/4(約250gだったかな?)を食べきるつもりでいました…。
ドリップコーヒーが飲みたいところですが、なぜかそこはインスタントで妥協。
そして一番謎なサツマイモ。蒸したら食べれるよな…、とか安易に考えていました。今回焚き火NGだったのですが…。
なぜかハサミを二回写していますね。まぁいっか。
手持ちのグッズから考える衣食住:住むこと
「住むこと」ってシンプルに難しかったです。どこまで快適性を求めるかにもよるなぁ、と思ったし。とりあえず寝袋は使おう。
元々あったもの
寝袋、ラウンドビーチタオル、懐中電灯、サイリウム(白色)、マスク
サイリウムは少し前に防災用としてなんとなく買ってみたものの、使う機会がなかった品。この機会に使ってみようっと。
買い足したもの
銀マット、LEDライト、ウォータージャグ、万能ベルト(マジックテープ)、トラベル用枕、折りたたみクッション、ミニテーブル
(銀マットって写すの難しい。加工してみたけど色が変になっちゃった。)
当初はヨガマット持ってくか、と思ってたんだけど、前日早朝の冷え込みに怯えて銀マットを慌てて購入(スポーツショップで800円ちょい)。喘息持ちなので絶対に風邪を引きたくない気持ちの表れです。
懐中電灯は持っていたけど、置き型のライトがなかったのでLEDライトを購入(seria)。これ100円なのにめっちゃ明るい。
ウォータージャグはなんとなく購入(ダイソーで400円)。ほら、給水スポットって大事じゃない?約3.5L入るそうです。蛇腹になっててコンパクト。
枕とクッションはダイソーをうろうろしている時に見つけたので試しに購入(どちらも100円)。
準備編のハイライトは寝袋の手入れで前腕がpump upしたこと
持ってはいるものの、あまり使う機会のなかった寝袋。使えなかったら困るので、久しぶりに袋から出して状態を確認し、二日程外に干しました。わたしの寝袋(おしゃれに言うとシェラフ)は封筒型の中綿素材。大学のキャンプの授業で使った時に、しまうのにかなり苦戦してめっちゃ焦った記憶がある一品。今回も同じようなことにはなるまいぞ、と思いたたむ練習をしたのですがやっとの思いで袋に納めたところ、前腕がpump up…。ここまで筋力の落ちている自分にドン引きしました。
うーん、これはきっと、もっとかしこい方法があるはずだ!と思ってYoutubeで畳み方の動画を調べてみたところ、丸めた後にベルトで止めている様子が…。あれ?わたしのについてないぞ、ってことで万能ベルトを購入。万能ベルトを使ってみたらpump upすることなく寝袋を収納することができました。めちゃくちゃ優秀。なんでベルト付いてなかったんだ。
手持ちのグッズから考える衣食住+α:運営側の視点
これはこの記事を書きながらの思いつきなのですが、運営側として準備したものも紹介してみようと思います。わたしはこれまでに学術総会だったり、宿泊あり・なしのセミナー、イベントのブースなどなど、いろいろなイベントの運営に関わってきました。そこそこの場数はこなしているハズ。その成果が出ているかも。
ちなみに運営側とはいっても今回はボランティアとしての参加です。
お仕事グッズ
折り紙、ポスカ、手ぬぐい(再登場)、COMPACK(写真左下、★1)、サコッシュ(写真中下★2)、ツールポーチ(写真右下★3)
折り紙とポスカをどう使ったかは当日編で。
★1:COMPACK
A4用紙を折り曲げずにA5サイズで持ち運べる優れモノ。
中には打ち合わせ時の資料や当日のチラシ、白紙を5枚入れています。急にメモが必要になった時のために、ふせんを貼り付けておきました。そして大きめのダブルクリップも二つ挟んでみている。このファイル、厚みがないのでこんな感じでボールペンを挟むこともできます。
★2:サコッシュ
以前の職場でお土産にいただいたもの。普段の服装とテイストが合わないため、なかなか活躍のチャンスがなかった…。なので今回が初お披露目!(誰に)前後にポケットが付いているので、仕分けがしやすいです。
マスク、お財布、iPhone、出雲大社のお守り、常備薬が入っています(写真をiPhoneで撮ってるのでそれは写ってないよ)。いわば貴重品袋ですね。
これまではコンパクトなのに長財布と500mlのペットボトルがはいるウエストポーチを愛用していました。今回はそれだとちょっとかさばるかなぁ…、と思って軽量化に挑みました。
まずは一番のネックだった長財布をやめることに。ちょうど買い替えの予定もあったのですが、少し前に折り紙で自作したカードケースがすごくよくて。最近はほとんどキャッシュレスだし、今回はこれでいっか、と思って折り紙のカードケースをお財布として採用。小銭が出た時のためにコインケースをぶら下げています。容量が少ないと入れるものを厳選できるよね。
2019.11.20 追記 なんか嫌だったので、お財布の拡大写真は消しました。写真右上の茶色いのがお財布です。
★3:ツールポーチ
前々から欲しいなぁ、と狙っていたもの。今回半分趣味で追加購入(ダイソーで300円でした)。当日はジーンズで行く予定なので、カラビナでベルトループに引っ掛けて使います。
レインポンチョ、結束バンド、ふせん、ロールふせん、カッター、手袋、クリップ、マーカー(黒・赤)、ボールペン、セロハンテープが入っています。そして今回追加購入した、たためるコップとパラコード付きカラビナを装着。マーカーとかをサッと取り出せるとすごく楽。
どうなる?防災キャンプ当日編
ってなかんじで色々と準備をしていたら、荷物がかなりのボリュームになってしまいました(この記事のボリュームもすごい)。入れるバッグに悩んでいたけど、目の前に転がっていたランドリーバッグに入れたらすんなり収まっちゃったよ。果たしてこんなに持って行って、実際に全部使うんでしょうか。当日編に続く。
ちなみにこのランドリーバッグもダイソー商品。300円だったかな?
更新履歴
▼2019.11.11 23:30
写真を一部変更。それに合わせて文章も一部マイナーチェンジ。
▼2020.1.30
冒頭にこのnoteの説明を追加。