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内容は知らなくても聞いたことあるっぽい本のタイトル


本題に移る前に、久しぶりに小説の更新をしました!

今回気をつけたのは「たとえ設定で決めていても、カタカナの固有名詞を一度に出し過ぎない」ことでした。
どうぞよろしくお願いします。

悪役王弟だが王都を追放されたので王位を簒奪することにした

https://ncode.syosetu.com/n7653jh/

↑ これは自分の小説の宣伝。
↓ ここからがnoteの本題です。


昨日、25ちゃんと作品のタイトルについて話していました。

で。
「その小説は読んだことはないけれど、タイトルだけは知っているし、むしろそのタイトルをもじった作品なら知っている」

みたいな翻訳小説のタイトルって、けっこうあるよね~みたいな流れになりました。

せっかくなので、そういうタイトルオマージュ的なものを集めてみました。
なお、私の知っているものを集めたので、古いSFと冒険小説が多めです。

ちなみに本のタイトルには著作権がないので、似たタイトルにしても特に問題ないと思います(だからみんなやっているんだと思う。私もやった)


太陽の東 月の西

ノルウェーの民話だということは知っていたのですが、こんな話だとは知りませんでした。
でもタイトルは本当に有名だし、こういうのに近いタイトルをつけることって、あるあるですよね。
「〇〇の東 △△の西」「〇〇の南 △△の北」とか、他いろいろ。

ちなみに私もやったことがあります。
「国境の果て 空の下」の部分ですね。ひねりすぎて元が全く残っていませんが(笑)


ライ麦畑でつかまえて

みんな知っているサリンジャーの代表作です。
「〇〇でつかまえて」系のタイトルの元祖だと思います。
私も読んだはずなのですが……あまり内容を覚えていないです。たぶんいま読んだら、いろいろと感じ入ると思うのですが。

月は無慈悲な夜の女王

「カッコイイタイトルの翻訳SF」というお題が出たら、だいたいみんな出すやつです。
ハインラインは「夏への扉」という超有名作品があるのですが、タイトルのオマージュは「月は無慈悲な~」のほうが多そうなイメージです。
「夏への扉」は、ちょっとひねると元が完全に分からなくなる系のタイトルですからなあ。

「無慈悲」を生かすか「女王」を生かすかの、2パターンに分かれる感じでしょうか。


・鷲は舞い降りた

ジャック・ヒギンズの小説なのですが、検索で本のタイトルを打つと、サジェストで「ガンダム」と出るという(どうやらキシリア閣下の演説に「鷲は舞い降りた」という文言があるようです)
「〇〇は舞い降りた」というタイトルも、いろいろありますよな。「〇〇は舞い上がった」とか。
ちなみに「鷲は舞い降りた」には続編がありまして、「鷲は飛び立った」というタイトルだったりします。

私はどちらの作品も好きですが、名作だと言われるのは「鷲は舞い降りた」のほうだと思います。でも個人的にお気に入りのキャラが片っ端から生きていたうえに、同作者別作品での私の推しまで出てくる大サービス話になった続編も大好きですよ(早口)(すみません。ジャック・ヒギンズのファンなのです)

ジャック・ヒギンズといえば「死にゆく者への祈り」も有名で、似たタイトルのものがあります。ていうか、一文字打ち間違えたら別の小説が出てきました(笑)

・アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

P・K・ディックの小説は「流れよわが涙、と警官は言った」も、よく似たタイトルのを付けられますよな。「△△、と〇〇は言った」系かな。
でもやっぱり圧倒的に電気羊ですね。
「〇〇は△△の夢を見るか」というタイトルの元祖です。

ディックの小説は正直ちょっと読みづらいので、原作を読んでいる人は少なそうです(「ブレードランナー」を見ている人は多いかな)


たったひとつの冴えたやりかた


「たったひとつの〇〇なやりかた」系のタイトルの元祖だと思います。

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア(とか、あとレイ・ブラッドベリとか)は、カッコイイタイトルのものが多いですね。
「愛はさだめ、さだめは死」とかも、インパクトの強いタイトルです。
「たったひとつの~」は短編なので、これは読んだことがあるかたも多いかも。
一度読んだら忘れられない、ちょっとションボリする名作です。

ちなみにジェイムズ・ティプトリー・ジュニア自身の死に方も壮絶だったりします……。
(確か訳者あとがきあたりに書いてあって「うわぁ……」となった思い出)

さらば愛しき女よ

「さらば愛し〇〇」系のタイトルの元祖だと思います。
フィリップ・マーロウシリーズの中で有名な作品タイトルは、これと「長いお別れ」だと思います。
原題もカッコよくて……と言おうとしましたが、いままで挙げた作品も原題カッコイイのでした💦


世界の中心で愛を叫んだけもの


エヴァセカチューで有名なアレの元です(笑)。
「世界の中心で〇〇を叫んだ△△」というタイトル、けっこうありますね。

実は元の小説を全く読んだことがないのですが(タイトルだけはインパクトがあるので知っていましたが)、ここであらすじを読んでもよく分かりません。
とりあえず凄そうだということだけは分かりました。

他にもいろいろありそうですが、きりがないのでこのあたりにしておきます。

個人的に「カッコイイけど、カタカナばっかりなので、いい具合にアレンジしたくてもできない。でもやってみたい」と思うのが、このあたりです。

ニューロマンサー
モナリザ・オーヴァドライヴ
タイタス・グローン
ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ


いいですよなあ、組み合わせがカッコイイカタカナ系タイトルも。
このへんは下手に日本語に訳さないのがいいですよ。
(ああでも「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」は、映画化されたときに、ヒドイ邦題がついたのでした。映画自体はよかったんですがね……)



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