新刊カードとは、いかなるものなのか
印刷屋さんで同人誌を刷ったりグッズを作ったりしたときに入っている、このハガキのようなものを、皆様はご存じでしょうか。
このカードは、二次創作で、超人気ジャンル超人気カップリングを扱ったサークルでないかぎり、みんなが欲しくて欲しくてたまらない、魔法のカードだったりします。
詳しい説明はここにあるので、私なりに、ざっくり説明いたしますと。
このカードを20枚集めて、赤ブーが指定したイベントで投票すると、作品、作品シリーズオンリーを開催してもらうことができます。
50枚集めて投票すると、特定のカップリングのオンリーイベント(以下「カプオンリー」と表記)を開催してもらうことができます。
いま赤ブーで旬ジャンル旬カプ以外でオンリーイベントを開いてもらおうと思うと、こいつを50枚集めなければなりません。
言い換えるとこのカードを50枚集めたら、何のオンリーイベントでも開けるのです。
こりゃすげえ!
「カプオンリーがやりたければ企業を頼っていないで、自分たちで会場を借りて開けば?」
と思うかたもいるかもしれません。
しかしオンリーイベントを主催するのは、なかなか大変(控えめな表現)なのです。
かつて25ちゃんは、わざわざ会場を借りて、某ジャンルのオンリーイベントを開いたことがあるのですが、とても大変(控えめな表現)だったようです。
企業にやってもらえるなら、こんなにいいことはありません。
「ジャンルオンリー、カプオンリーじゃなくても、普通のオールのイベントに出ればいいじゃない」
と思うかたもいるかもしれません。
確かに参加サークルが100ぐらいなら、サークルを1つ1つ見てもらえるので、なんとかなるかもしれません。
しかしサークル数が1000を越えるイベントになってくると、同じジャンルのサークルが複数参加していないと、サークル主自身が超有名人でもないかぎり埋もれます。
哀しいほどスルーされるのです。
たとえるなら「参加サークルが1万あって、二次創作が9割のイベントでオリジナル小説を出す」より「参加サークルが100あって、その全部がオリジナル小説というジャンルイベント」のほうが、本を見てもらえる、といった感じでしょうか。
そういうオンリーイベントをやるために、いまやオンリーイベントの集合体となった赤ブーブーさんに、カードを50枚集めて直訴をしているわけです。
「カードを集めたらオンリーイベントが開けるなんて……。じゃあサークル数とかカプ数とか凄いことになるんじゃないの?」
そう思うかたもいらっしゃるでしょう。
そのとおりです。次回は6月30日にあるのですが(1日だけです)、こんなことになっています。
具体的なカプは上記のリンクにありますが、ものすごい数です。
ちなみに去年の年末にあった冬コミは、こんな感じです。
コミケのスペース数が、最大で1日で1万3000。
6月のカプオンリーは、1日で2万3000スペースなのですが、果たして会場に入るのでしょうか!?
さらに恐ろしいことですが、このサークルのほとんどが新刊を出すと思います。
新刊カードを50枚集めてオンリーにこぎ着けた猛者ばかりのイベントですから、当然新刊を出します。出して、また50枚集めないと、次のオンリーイベントを開けないからです。
印刷会社の皆様も、6月末のイベントに対してすでに警戒モードで、特別な締め切りを発表しているところもたくさんあります。
気をつけて! たくさんのサークルが新刊を突っ込んでくるよ!!!
うちも出すよ!!!
そんなわけで。
「新刊カードが欲しい……」という、うめき声とともに、我々のサークルが出した本が、これであり
これだったりします。
我々もせっせと新刊カードを集めているのですが、50枚にはまだまだ足りませぬ。
このさい、ぶっちゃけて言いますと――。
同人誌やグッズを作って新刊カードをもらい、そして余らせているかたがいらっしゃったら、是非くださいください。
責任を持って東巻オンリーに投票してまいります。
ちなみに各印刷所で新刊カードを配布している条件については、こちらのかたが分かりやすくまとめてくださっています。
いまと条件が違っているところもあるかもしれませんが、同人誌だけでなくグッズでも新刊カードをくれたりします。
……実はグッズ(ポストカードとか)5000円分(送料込)で1枚くれるところもあったりしますw
新刊カードをゲットして、一緒に東巻オンリーを開きましょう!!!!!
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