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X-Pro2で撮る故郷
コロナの影響が無ければ、盆と正月の年二回、故郷である静岡の西伊豆に帰省をする様にしている。
今年は仕事の都合でお盆より後にずらして帰省する事になったが、そのおかげで台風の影響を受けずに済んだ。(隣の町では水害による被害も出た位の大雨が降ったそう。)
今回の帰省はX-Pro2で故郷を撮る事をテーマにしてみた。まだ買って間もないカメラを試したいという事はもちろん、自分にとっての原風景を記録しておきたかったので。
以下、3泊4日の帰省の記録です。
帰省の際は公共の交通機関を使用しています。伊豆箱根鉄道の車窓から見える田園風景。
温泉に寄るために大仁駅で途中下車。
実家に着き、夕食後に散歩した時に見つけた、街灯に照らされた消火栓。
翌朝、地元の野良猫に遭遇。警戒しつつも逃げなかったので、沢山撮らせて頂いた。撮っていくうちに徐々に被写体との距離が縮まっていくのを感じた。
道端に咲いていた朝顔。
風鈴神社へ。地元のガラス作家の人が夏の間に神社に風鈴を展示していると父から聞いたので行ってみる事に。拝殿の中に沢山の綺麗な風鈴があって、風が吹き抜けると音階の違う風鈴が一斉に鳴って素晴らしい音色を奏でていました。行って良かった。
帰り道に見つけた山羊。農家の人が飼っているのだろうか。
実家から徒歩1分の海。小さい頃から思い出が沢山ある場所。
桟橋側から見た風景。穏やか。
別の場所から港を見た風景。半島なので海と山の距離が近い。
桟橋にある灯台。
桟橋は釣りスポットになっている。
水面に映る雲。
漁師さんの道具置き場。錆びた錨が良い雰囲気。
公園の隅にあったベンチ。これを見てテンションが上がったので、改めてFUJIFILMユーザーの一員になった事を実感。
今回カメラを持って地元を歩く事で、普段と違った角度で風景を見たり、今までは見逃していたところに気付いたりと色々な発見があった。
過疎化が進み、昨年には通っていた中学校も閉校になったと聞き、寂しい気分になったけど、都会には無い素朴さや穏やかさはこの土地の持つ魅力だと思う。
今回は時間の都合が付かなかったけど、西伊豆は夕日が綺麗なので、いつかこのカメラで撮りたいです。