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[ヒストリックパウパー]7/20ミッドウィークマジックで黒単耐久力を試す

2022/7/20ミッドウィークマジック

この記事はMTGアリーナ上で2022/7/20~7/21に行われたミッドウィークマジック(ヒストリックパウパー)で使用したデッキの使用雑感になります。
当イベントはアルケミーホライゾン:バルダーズゲート(以下、HBG)追加後初のヒストリックパウパーイベントでした。

使用デッキ

コンセプト

まず使用デッキはこちらです。色は黒単、積極的に攻めるが速度は遅め。基本的には生物出して殴ってブロックされたり除去が飛んで来たら超常的耐久力系のカードで捌いてアド損を防ぎつつPIG能力を使う形になります。

MTGAのスクショで失礼します

目玉カード

今回採用したHBGカードは2種7枚。まず1種類目は本デッキの主役ギルド公認のこそ泥

引かせず除去するのが大変難しい

 2/2/1接死と及第点の基礎スペックにブロック以外で死亡したとき1ドローできる優れた小型生物です。
・アタック時に返り討ちにされる
・生贄コストにする
・破壊される
いずれの場合でも1ドローできます。ブロックするかどうかはコントローラーが選べるため出た瞬間概ね1ドローです。ブロックする際にも接死があるため余程切羽詰まってない限り1:1交換は約束されているのが偉い。
 黒系アグロ、生け贄デッキいずれも好きなのでプレビューの際に存在を確認してすぐに主役決定。出した瞬間とアタックする度に相手が3秒くらい固まるのを見るのが楽しいです。圧倒的愉悦。

もう一種類のHBGカードは極悪なインプ

名前があほっぽい

 3/2/1飛行とヒストリックパウパーでは最低限のスペックと、何回も占術できる(かもしれない)ワルの中のワル。自分自身が死亡した際にも誘発する上に追放でも生物でなくてもいいのでサクリファイス以外にも宝物系デッキでも活躍できるでしょうか。3/2/1飛行に手札関連のアドバンテージというとどうしても鼓舞する監視者雲族の予見者がちらつきますがこちらは複数回誘発するのが現実的なのとそもそも黒いのが偉いですね。

 そしてもう一枚、新カードではありませんがこのデッキでは橋桁のうすのろが大分強かったです。

奇襲が強い

元々は最後の詰めに使えればラッキー、奇襲は相性いいだろくらいの気持ちで採用しました。実際には戦闘復帰と合わせて5点の攻撃をした上で1枚ドロー+5点回復+タップした2/2+タップした4/4が手に入るため6マナコンボとして十分です。相手のライフを低めに保ちやすいためこれの奇襲がブロックできるのにされないといった場面はあまりなく、その都合相手の生物の除去になるため5点回復と合わせて延命力も見た目以上にあります。

ライフ回復手段が貴重だった(後述)

使用感・感想

記録に残っている総合成績は12戦して5勝7敗(メモの保存ミスにつきおそらく実際はもう少し負け越しています)。結論から言うと少なくともこの段階では強くはない。以下の戦績は途中カードの入れ替えが起きているので上に挙げた最終系とは少し異なるかもしれないです。以下は反省以外おまけ文章。

vs赤単バーン

戦績:2勝2敗
感想:今回一番当たったアーキタイプ。やっぱり負け数のカウントがされないので1戦が短いデッキが多い気がしますね。数ある超常的耐久力系カードの中で戦闘復帰を採用することになった理由の1つです。相手が早々に本体狙いにシフトすると負け、クリーチャーに火力を向けた場合は勝てるといった塩梅。序盤に除去にアクセスできず熱錬金術師やケッシグの火吹きを残してしまうとライフレースがかなりきついです。村の儀式系カードを追加して能動的に死亡時ドレインを使えるようにすればもう少し有利になるかもしれないです。

vs赤単果敢

戦績:1勝2敗
感想:大将軍の憤怒・突破が重い。死亡時にアドバンテージが取れるとはいえ一方交換されながらカードを引かれると追いつけない。盤面は接死の圧力に頼っているのでそんなの関係ないと言わんばかりの果敢トランプルで押し切られる負けもありました。採用クリーチャーのサイズの小ささと展開の遅さがかなり不利に働いてしまった印象。1勝はかなり都合よく除去を引き相手の展開がかなり遅かったため辛勝といった試合でした。このアーキタイプの存在もまた戦闘復帰採用理由の1つです。

vs青単忍者

戦績:0勝2敗
感想:そんな負けた気はしてなかったんですけど1勝もしてませんでした。ライフ的には競ってる展開が多かった気がしますが三歩くらい遅い。出た後の忍者は何とかなるかと思いきや怪物縛り証人保護、各種バウンスがこのデッキに対して満点の除去になってしまっています。低コストの忍者と相打ちになってもあまりうまみがなくそもそも接死とPIG再利用というコンセプトで負けている気がしないでもない……。

vsその他

戦績:2勝1敗
感想:事故ったリスストーム、青黒アーティファクト親和、赤単トークン(スペル?)でした。トークンは初見のアーキタイプにつき詳しい相性はわかりませんでしたがとりあえず横並べとの相性もそこまでよくないことが分かりました。逆にファッティが主力の青黒親和はかなり有利に戦えました。事故っていなかったらリスストームもきついだろうなあと。

反省

かなりイケイケに殴る感じの展開を構築時は抱いていましたが実際は耐久力で時間を稼ぎながらPIGでチクチク攻める展開が基本になってました。冷静に考えれば2/1接死で死亡時能力持ちなんて普通スルーしますよね。またこれは意図したわけではないですがクリーチャーの接死、飛行持ちの比率がかなり高いです。そうなるとブロックされにくいわけですから死亡時とパワー修整が欲しいタイミングが重なりません。というわけで超常的耐久力はあまりこのデッキ向きではなくフェイン・デスあたりと入れ替えるべきでしょう。

パワー修整も有用ではあるんですが

おしまい

というわけで、ヒストリックパウパー楽しいなあというただそれだけの記事でした。このデッキも掘り下げたいですしまだHBGに気になるカードも多いのでまだまだやることは多くてうれしいです。

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