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世界は自分からはじまっている

自分があるとき 他人があり 世界がある

吉野弘さんの詩の一節。さらっと深い。

僕らはどうしても、自分と世界を区別しようとする。自分はこうなのに世界はどうしてそうなんだ?とか。

この場合の「世界」とはWorldのことではない。形而上も形而下もまるっと呑み込んだ世界。他者も含め自分が対峙するありとあらゆる世界のことだ。

世界に文句を言いたい人は、そもそも自分に文句を言ってる。自分をちゃんと生きれてないから世界がつまらなかったり、世界が居心地悪く見える。

自分があるとき 他人があり 世界がある

世界をどうこう言う前に自分。世界のはじまりは自分なのだ。自戒。

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