真夜中のメモ問題
ときどき、寝ながら文章を書いてることがある。
何かのメタファーではなく、そのまんまの話。この状態を説明するのって難しいのだけど、夢の中でとかではなくかなり覚醒に近い状態で「文章を書いて」るのだ。ただ手を動かしていないだけで。
この「書いてる」という感覚(手でというのではなく)って、ただ夢で「文章を書いてる夢を見てる」のとは違って、ちゃんと脳がインプット→スループット→アウトプットの働きをしてるのを「感じる」。
あとは手書きでもパソコンでもスマホでも何でもいいから手さえ動かせば、ちゃんと文章ができあがるのになというのもわかってるんだ。寝ながらね。
またわからない話をしてる気もするけど、そういうのないですか?
ときには明らかに自分が寝ながらnote書こうとしてるのがわかるときもある。
あ、note酒場で「寝ながらnote書くことないですか?」って誰かに聞けばよかった。あっ、はいかもしれない話だけど。
けど、個人的には結構本気でもったいないというか残念がってるのだ。せっかく寝ながら書いてる文章を流したくないなと。
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そんなの、すぐそばに何かメモできるもの置いて寝て、いつでもメモできるようにすればいいじゃんと思うかもしれない。僕も思う。けど、そういうのとはちょっと違う。ここが面倒くさいところ。
それだと「夢で見た」を書くことになる。夢日記だ。そうじゃない。
ほんとに寝ながら文章を書いてるのをそのままちゃんとアウトプットしたい。起きてしまったら違うものになってしまう。
ただ障壁となるのが「眠ってたい欲」だ。だって、起きてる間はほぼ一日中、何か書いてるんだ。眠い。それでもまだ書くって何なのだろう。わからない。
でも、ものかきの性なのか、「あ、いま書ける。書いてる」と感じたら無視はできない。眠ってたいに抗って、寝ながらなんとか書いてるに持っていきたいとがんばってみたりもする。
まあ、なかなかうまくいかない。この前、辛うじて寝ながら書いてるのとスマホのメモをシンクロさせることができたのがこれ。
誤字がないのは自分を褒めたいけど、いかんせんこれだけの文章量ではどうしようもない。五感地図……これじゃどこにも辿り着かない。
何を書こうとしてたのだろうか。