夕方になるとマツケンサンバが

画像1 熱気がすごい。朦朧とする。例の音楽が聴こえてくる。時間は決まって夕方、15時半くらいだ。さっきまでの穏やかな世界が塗り替わる。金色の紙吹雪が舞い、何も考えられなくなる。ああ、また始まった。僕は諦めて横になって目を閉じる。叩け細胞。踊れ腫瘍熱。南のサイトカイン。僕の意思とは関係なく熱いサンバ御一行が踊る。そう、身体が熱い。感染症の疑いはほぼ排除できるので(オピオイド入って鈍くなってるから完全にとは言えないけどまあ)まごうことなき腫瘍熱。毎日、定期的に熱が踊り出し、いつの間にか去っていく。そんな日々。