写真徒然 2019.2.17
いい写真には風が吹いている。気持ちが泡立つ。持って行かれそうになる。
写真が絵画だった時代。印画紙という言葉そのまま。田淵行男さんが撮られた最後の安曇野の原風景。
清冽な水が流れ、土埃が舞い、雲雀が空に楽譜を描くように飛ぶ。
高山蝶の写真は、とても65年前とは思えない色香。ミヤマモンキチョウの佇まいにゾクゾクする。
風景を抱くという言葉が脳裏をよぎる。写真が風景を抱き、観る人が写真に抱かれる。
いまの写真にはない濃密さを前に途方に暮れるしかない。
いい写真には風が吹いている。気持ちが泡立つ。持って行かれそうになる。
写真が絵画だった時代。印画紙という言葉そのまま。田淵行男さんが撮られた最後の安曇野の原風景。
清冽な水が流れ、土埃が舞い、雲雀が空に楽譜を描くように飛ぶ。
高山蝶の写真は、とても65年前とは思えない色香。ミヤマモンキチョウの佇まいにゾクゾクする。
風景を抱くという言葉が脳裏をよぎる。写真が風景を抱き、観る人が写真に抱かれる。
いまの写真にはない濃密さを前に途方に暮れるしかない。