ヤギが月へ行った話 #お気に入りnote教えて
白ヤギさんから、ではなくあきらとさんからメンションついた。読まずに食べた。不要不急企画の「お気に入りnote教えて」のリクエスト。まじか。
企画をやってるのは知ってた。けど、企画に参加するには唯一にして最大の問題があって。何かというと、自分で「お気に入りnote」と呼べるものがないからだ。
は? 何カッコつけてんの? と思われるかもしれないけど本当にない。他の誰かが書いたnoteならお気に入りはいくつかある。ディグるまでもなく、あのnoteとかあのnoteとか思い浮かぶ。
けど、自分のになると・・・出てこない。
昔からそうなんだ(言い訳)。ほら、よく「これまでの仕事で自信作どれですか?」みたいな質問ってあるじゃん。それがわからない。自信作?
いや自信を持って仕事してないわけじゃないもちろん。でもそれは、なんていうか仕事全体への姿勢というかアティテュードみたいなもので、どれかの「作品」単体で「自信作っす」というのはちょっと違う。
自分でもめんどくさいと思う。なんだろうねこれ。
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なので、これを機に「読み返しても大丈夫なnote」を掘ってみた。過去のnoteのリライト再放送はたまにやってるけど、そっちは順番に古いのをリライトしてるから「読み返したい」とかではない。
適当に過去のnoteに飛んでパラパラとサムネイルを流し見してたら、コツンと音がした。
ああ、そうだ。お気に入りとか、自信作とかいうのとはちょっと違うけど、たぶんずっと好きな世界を書いてるのはある。万人受けはしないやつ。わかっててでも書きたいから書いてる。
懐かしい未来。ちょっとだけ時空が歪んだ日常。不意に訪れる何か。
こういう話って、まったく意味わからないし、ファンタジーならファンタジーでちゃんとしてほしいって思う人もいるし、日常にも非日常にも振り切ってないからカテゴリが思い浮かばない。ずっと宙に漂ってる。
そういうのが嫌いじゃない。わかってくれなんて思わないし、そんなもんだと思う。
でも、そういうの「ある」とどこかで思ってしまう人もいればいいなとも思う。
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基本的に自分の周りにある日常も常にどこかはっきりしてない。一応、みんなが「こういうもの」と暗黙の了解をしてるから成り立ってる世界。
本当は「ない」ものが「ある」ようになってるだけのこともあるかもしれないし、本当は「ある」ものが「ない」になってるかもしれない。どっちもあるかもしれない。
変な話をしたいわけじゃなく、ただそういうのもある世界で生きてるのが、まあ好きなんだ。