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【自己紹介】産業廃棄物処理を手がける竹下産業〜経営者として大切にしている価値観とは〜

初めまして。竹下産業株式会社代表の竹下敏史です。

竹下産業では、創業から90年以上にわたり、機密文書や事業系産業廃棄物の処理といったサービスを通じて、「不安を安心に変えるプロフェッショナル」を目指してきました。ただ、私たちの仕事は一般の方には少し縁遠い存在かもしれません。

だからこそ、業界のことや私たちの仕事に対する想いを、もっと多くの人に知っていただき、身近に感じてもらえたらと思います。第一回目となる今回は、私自身について仕事からプライベートまで、Q&A形式でお話ししていきます。ぜひ気軽にご覧ください!

Q経営者として大切にしている信念や価値観はありますか?

A.最も強く意識しているのは、私たちは単なる「ゴミ屋」ではなく、「サービス業」であるということ。
 
何よりお客様からの信頼を大切にしています。その理由は、当社では重要なデータが入った記録媒体や機密書類を処分しているから。これらには、お客様の情報や生活の記録が詰まっています。だからこそ、お客様からの信頼を受け止め、責任を持って処分する。故に、当社は経営理念にも、ブランドプロミスにも「不安を安心に」というワードを入れています。
 
祖父の時代から数えると、今年で創業92年目を迎えます。私自身も50歳になった今、創業100年に向け持続的成長の道筋を作り、私がいなくても機能する組織にすることが残された使命だと考えています。

その中でこだわっているのは、あえて「対個人の人脈作り」をしないこと。もちろん、人とのご縁は大切ですし、刺激をくれる方とのやり取りは楽しいです。気の合う社長様、担当者様もいますので、プライベートでの交友もあります。

ただ、その一方で対個人の人脈は、当人以外の関係者にとって共有や継承が難しいものでもあります。「自分がいなくても機能する組織づくり」を実現するべく、個人と個人ではなく、企業と企業が繋がる環境づくりを強く意識しています。

Q仕事をする中で、最もやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?

A.社会課題を見つけ、「それを解決するにはどのような手法があるのか」「業界の古い慣習をどう変えるか」、そして「それらをどのようにサービス化し、お客様に提案していくのか」を考えている時が一番楽しいですね。そうして考えた結果に対して、お客様が評価してくれた時に最もやりがいや喜びを感じます。

また先ほどもお伝えしたように、私は自分がいなくても機能する組織づくりを目指しています。社員が協力して課題に対して答えを探し出していく姿を見ていると、会社らしくなったなと嬉しく感じます。
 

Q尊敬している人や、理想とする社長像はありますか?

A.「尊敬している人」よりも「感謝している人」に当たりますが、父親です。元々は何の取り柄もないと感じていた私自身に、こうして一つのことに夢中になれる環境を与えてくれましたからね。

また明確に理想とする社長像はありませんが、多くの経営者の本や動画などを見ていつも刺激をもらっています。その中でも特に好きな言葉が、幻冬舎の見城徹社長の「圧倒的な努力」
 
この言葉は、仕事を「できる・できない」ではなく「やるかやらないか」の選択として捉え、成功確率が低くても逃げずに真正面から挑戦し続ける過程を指しています。成功や新しい市場の開拓には尋常でない努力が必要であり、その目標に向かって夢中で取り組む姿勢そのものが「圧倒的努力」の本質だと見城社長は説いています。
 
また私自身「圧倒的な努力」をした経験があることも、この言葉を好きな理由の一つです。企業の機密情報抹消と法令遵守という二つの課題を解決するために、2016年4月1日付でハードディスク専用破砕機における産業廃棄物処分業の許可を取得したのですが、この頃はとにかく夢中でした。辛いというよりも、楽しいという思いが強かったですが、今振り返るとこの経験こそが「圧倒的な努力」だったのだと思います。

結果、この出来事は2019年12月に起こった神奈川県のハードディスク転売事件の際にメディア取材を受けるなど、事業拡大や認知度の向上にも寄与しました。
 

Qご自身の性格をどのように捉えていますか?

A.「学びたがり屋」という言葉が当てはまると思います。自分自身、足りない部分が多々あると自覚していることが起因しているのだと感じます。そうした性格なので、SNSなどを中心に人が薦めている本はすぐ手にしたくなりますし、実際にAmazonで購入するのですが、現在本が多過ぎて積読状態です。ただ、読んでいない本が並んだ本棚の本のタイトルを見ているだけでも、自分のなりたい姿がイメージできるので、このまま「とりあえず買う」スタイルでも良いのかなと思っています。
 
あとは…いつもカッコつけていますね。側から見ると「気取っている」「スカしている」ようにも見えるかもしれません。でも逆に言うと、「口だけの男」で終わらないようにと、自分にプレッシャーをかけているのかもしれませんね。
 

Q趣味や特技は何ですか?

A.それが、特に思い浮かばないのです。趣味の無いつまらない男で…(笑) と言うのも、仕事をしている時が一番楽しいので、それ以上の楽しみが見つけられないんですよね。一時期ゴルフをやっていましたがそこまで夢中になれず、今は年に2~3回やる程度です。
 

Qどのような子ども(学生)でしたか?

A.いつも厳格な父親の顔色を窺う「イイ子」でした(笑) でも今になって振り返ると、つまらない子どもだったとも思います。決して勉強ができないわけではなかったのですが、全てにおいて中途半端でした。そういった幼少期を経ているので、自分の娘たち3人には全く口出しをしません。3人仲良く、好きなように生きていってほしいと思っています。
 

最後までお読みいただきありがとうございました。今後も私たちの活動やビジョンをより多くの方に知っていただけるよう、noteを通じてさまざまな情報を発信してまいります。
 
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