あなたはなぜ旅をするのですか?
fumiです。
2020年も宜しくお願いします。今年は自分にとって環境が変わり、辛抱が続くであろう年になると思いますが、謙虚な姿勢に加えて、目の前のことから常に学ぶ1年にしたいと思います。テーマは「多動」です。でも心は落ち着けながら。
今日は年末の旅についての投稿をします。年末に投稿できれば良かったですが…。
大学1年生の冬、日本という島国から出てタイ・チェンマイに向かった初めての海外旅行以来、旅の魅力に取り憑かれてしまった僕。そろそろ冬休みだなぁと感じる12月の上旬、案の定、Googleで「台湾 格安航空券」と調べてました。
今回の目的地は台湾。
旅記録
11:50分に桃園国際空港に到着。気温は22度と高いがなんだか少し肌寒い。東南アジア独特のなんとも言えない匂いに包まれながら台中を目指す。事前予約した台湾高速鉄道の3日間フリーパスを使い、HSR(日本で言う新幹線)に乗る。乗り心地は悪くない。
15:15分台中駅着。
日本で言えばそれこそ福岡みたいなところ。都会すぎず、田舎過ぎず…。高層ビルの先には緑の山々が連なる。海線に乗って台湾のウユニ塩湖と言われている『高美湿地』を目指す。目的地はもうすぐそこだという思いは裏切られる。自分たちに待ち受けていたのは電車が1時間に1本しか来ないというまさかのど田舎あるある。。
それでも年末の帰省ラッシュをホームのベンチから見守ることが30分。早く動きたいのに電車が来ないもどかしさが募る中、やっとの思いで乗った電車。僕たちを向かい入れてくれたのは車窓からのダイナミックな夕日。『待った甲斐があっただろう」と僕たちにささやきかけるように。
この一年の努力と苦労に対する労いなのか。。エネルギーをもらった。
「高美湿地」最寄りの清水駅についた。ど田舎。
個人経営を営み丁寧な交渉をしてくるおじちゃんのタクシーに揺られること20分、高美湿地についた。さっきの夕日は雲に覆われ天気は曇りで強風が吹く。台湾のウユニ塩湖と言われるには程遠く、観光客の皆が強風に煽られていた。
それでも、そこに旅の醍醐味は隠れている。出会うはずでなかったであろうおじちゃんやまさか帰りのタクシーで相乗りになった香港人のお姉ちゃんたちとの出会い。文化を超えて旅という共通のものを楽しむ瞬間。
雨で行けなかったり時間がなかったりして、目的地で旅の目的が果たせなかったりすることなんて珍しくない。でも、旅には必ずと言っていいほど本来出会うはずもない人達との出会いがある。それが旅のいいところだ。
英語が通じず、ジェスチャーや表情筋を動かしまくってコミュニケーションをする。自分の勇気のリミットを外してくれる。「あ、話せなくても通じるんや。」この感覚。
帰りもローカル電車に揺られながら電車で台中に戻り、ドミトリーへ向かう。
ホテルに荷物をおき、逢甲大学のお膝元、逢甲夜市へ。
夜市は日付がかわろうとしているのに若者でごった返していた。唐揚げみたいなチキンと炒麺を食べホテルへ戻る。食べ過ぎよくない。
12月27日(金)
朝7時に起きて高鉄台中駅へ。8:32分のSHRに乗り、台北へ。台北駅から台湾鉄道に乗り換え、瑞労駅へ。そこから平溪線に乗り換えて十份へ。流行に乗っておくってのも大事なことなので、ランタンに願い事を書いた。ランタンは全部で4色。白は健康、黄色が事業・学業 ピンクが幸福 青が夢。
「結婚❤️ 教育界に名を馳せる 笑って死ねる人生 旅を通して人生を豊かに」と書いた。
九份で体以上に大きなバックパックを背負っている外国人を見て、人はなぜ旅をするのか??ってふと思った。みんなは何で旅するのかな?
僕は
①会うはずもなかったであろう人に会うため。
会うはずもなかった人からまた会いたい人に変わる。これって凄いことだと思う。
②旅の空白に生まれる感動に出会うため
旅の思い出は予想もしなかったところから生まれてくるという経験則。
とりあえず旅っていいよね。
タクシーに乗って瑞芳駅へ。そのあと自強っていう特急に乗って台北まで。そのあと占いをしに行天宮まで。そのあと士林夜市へ。
12月28日(土)
次の日は、国立故宮博物院に。
それから士林駅周辺で朝ごはんを食べて西門へ。おやきみたいな名物を食べ、空港へ。
今回の旅を振り返ってみて、行く場所も大事だけど、何よりも旅先に行って人との出会いを大事にしている自分に気づいた。
やっぱり、大学の時の経験が今の自分をつくってくれているんだろう。
fin