付箋。
2019年が始まったから、書き初めてみる。
僕は3の倍数がラッキーナンバーだ。受験の番号は受かる時は大体3の倍数だし、3の倍数に関わるといいことが多い。
3の倍数はすべての桁の数字を足した和が3の倍数であることですぐに確認ができる。3の倍数に縁があるために、中学で習ったこの豆知識もしっかり記憶している。2019も3の倍数だ。いい予感しかしない。ただ、3の倍数というのは3回に一回という高頻度でやってくる。それでも上手くいく予感がするのは僕がポジティブだからなのか。
2018年は色々と踏み出す年になった。仕事をやめ、転職。2019年には引っ越しも待っている。大好きな九州へ舞い戻る。九州が僕を待っている気がしてワクワクしてる。
世界から見たらほんの小さな出来事の、僕の退職や転職も、僕にとっては大きな大きな決断だった。嫌になったり、自暴自棄になったり、イライラしたりしながらも続けてきた仕事を辞めたのだ。
僕は今から7年ほど前の25歳の時に大きめの決断をした。人からみたら順調な人生から、おもいっきり舵を切った。自分のダメなところを反省して、自分の進みたいことを考えて、踏み出した。
頑張らなきゃいけないと自分に言い聞かせて、逃げ場をなくしていった。でも、同期より年齢が大分上になると不利な世界に思えたので、自分が逃げないように自分に色々と制限をつけた。
できることを精一杯やる。見て見ぬ振りをしない。自分の得意を見つける。とにかく同期より抜きん出る。
ヘラヘラ笑いながら、自分を戒めて、自分に負けないようにって歯を食いしばっていた。会社の指示で何度も異動しながら、そこで、へこたれないように、その場その場でできることを、精一杯やろうとしてきた。
入社して5年が経って、ふと区切りになる仕事がおわった。何も身になっていない気がした。辞めようとおもっていたのに、不安になった。それでも、区切りだと、ここでできることは精一杯やったと、意地になってやめた。
転職活動しながら、自分を振り返ってみた。怖いくらい、歯を食いしばりながら、奥歯を噛み締めてがんばっていた。ふと仕事がなくなって力が抜けて、冷静になると、沢山の人が周りにいた。
とてもとても人に恵まれた。会社の人も、取組先も、みんなが褒めてくれた。取組先のある人は、天職だと褒めてくれた。嬉しくて涙が出た。
自分の力にピンときたのではなくて、これでよかったと言われた気がした。終わった瞬間の一言は、辛かった、だった。
5年、10年とこれからを考えて、転職を、考えた。色んなことがあって九州に、帰れることになって、ありがたいことにやりたいことをやれないかもと思っていたが、いい仕事をもらえた。
2019年。僕は一歩踏み出す。世界の誰も知らないけれど、誰も見ていないけど、踏み出した。
故郷に貢献したい。人に喜んでほしい。沢山の人と出会いたい。そんな仕事がしたい。今は不安がなく、ワクワクしてる。そして、僕は自分の会社をつくる。自分の大切な居場所をつくる。そのために頑張る。
2019年という年を忘れないように、踏み出した年という付箋をつける。誰も見ていないかもしれないけど、大切にnoteに付箋をつけたよ。