好きで会社は選べない?
学生にとって就職は一大イベントだ。好きな会社に就職するために大学に行ったり資格を取ったり大変だった。だったというのはどういうことだ。
この40年くらい世間を眺めてきたが会社の形がかなり変化してきた。
例えばカメラに携わる仕事をしたくてあるカメラメーカーに就職しました。
ところがカメラ産業が斜陽になり吸収合併を経て本業のカメラ部門を他社に譲渡するということがおきている。またカメラ産業自体もスマホにとって代わられた感じだ。またテレビ局でも大きな変化が流れている。昔はテレビ局がメディアで絶大な力を持っていたが今は力がない。テレビ離れが始まりネット配信会社が力を付け広告収入がテレビからYoutubeやネット配信、SNSに流れたからだ。この辺の話しは大好物なので詳しくはまたの機会に。
また、創業者の意思を持った会社は大きくなり他社と提携するようになり、また合併とかするようになると創業者の意思がだんだん希薄になる。つまりその会社の魅力がなくなってくる。また店頭小売をしていた会社などは通販の躍進でEC部門が店頭小売の売り上げに迫ってきたり超えてきたりする。
国家資格を持っていても危ないんじゃないかと思えるものもあると思う。
これはあくまでも私の想像だが税理士や会計士などはパソコン会計の普及や確定申告時のインターネットによる申告などで需要は減少しているのではないかと。
今まで会社にいて生活のためだけに仕事をしてお金をもらい、生きがいは家族と過ごすこととか、趣味に充てる人たちは何か冷めた目で見ていた。けど
自分のやりたいことを仕事に求めるのは今や本流になっていくのではないかと思い始めました。本当に自分がしたいことを仕事に求めると、転職や独立などの覚悟が必要となるのかな。正直私は、会社でやりたいことをやろうと思ったら会社からはじきだされました。
若い人はもっといろいろな先輩の話を聞き5年ごとくらいのスパンで計画なり予定なりを想像していった方がいいのかなと思います。
ありがとうございました。