物流の問題点を見た。
これは個人的な感想です。
日本の物流でどこにコストがかかっているか?
それは物流の中間地点でコストがかかっているのではないかなと思った。
例えば大手製造メーカーでは製造から出荷まで割と機械化、ロボット化がなされているのがメディアで見受けられる。
また通販会社からお客様まではピッキングから出荷までは機械化、ロボット化が進んであまり人の手が入っていないように見受けられる。(あくまでも表面上です)。
しかし中間に入る代理店や問屋と言われる物流センターと言われるようなところはほとんどが手作業だ。機械やロボットが入るスキがまだないように思える。そのようなところではトラックが隙間なく出入りしてピッキングや梱包が24時間作業していたりする。
どうしてそのようなことがおきたのか。
例えばAという商品が1箱100個入っていてそれを代理店や問屋に出荷する。
ところがそれを販売店の倉庫に卸すときに1箱100個のロットでは受けてくれないのだ。そこで必要数のピッキングが始まったり、20個単位にしてくれだので再梱包が始まるのだ。それがメーカー側も販売店側も1社ではないので多種多様な商品に対して機械化はできないのだ。人海戦術に頼るしかないのだ。大きい物流センターに行くと派遣会社からやってきた人手がいっぱいだ。多分ここで人件費などの物流コストがかかっているのだと思う。これもアウトソーシングした結果だと思うが近いうちにこの中間地点にもコストカットのメスが入るだろう。それは物流の大革命になると思う。メーカーなどの出荷側も変革が求められ、販売会社側も変革が求められるかもしれない。
やっぱり中間地点の物流会社が一番割が合わないような気がする。