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かもめブックス…神楽坂の校正の会社が手がける本屋(本屋巡り15)

神楽坂駅2番出口横。カフェ併設。

午後は迷ったけど、初神楽坂にすることにした。ここ気になる店が結構あるけど、今回はかもめブックスだけ。神楽坂駅2番出口。ここは校正等の会社が開いたブックカフェ。テーマごとのまとめが小気味よい。
「チェコSF短編小説集」平凡社ライブラリー
「ポーランドのボクサー」エドゥアルド・ハルフォン  松本健二訳

ハルフォンは早稲田文学2015年冬号のと絡み。早稲田文学の「遠い」はこの本では「彼方の」になっている。もともとの「ポーランドのボクサー」所収の短編に、中編の「ピルエット」と「修道院」の各章が順番入れ替えて再編されたのが、この日本版「ポーランドのボクサー」。これはハルフォン自身の指示で、「自分の作品で「石蹴り遊び」をやりたい」という(「石蹴り遊び」はコルタサルの長編)。書かれた作品群が新たな読みを与えられる。ちなみに他の言語版でもまた違った配列になっているらしい。

「紙の民」もあったけどなあ…
(2018 12/10)

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