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あんず文庫…馬込文士村を思い描きながら歩くと(本屋巡り47)

大森駅からだと、ジャーマン通り南西側を歩いて環7突き当たる手前。馬込駅からも同じくらい。徒歩10分。開店14時からなので注意。
あんずとは、室生犀星の「杏っ子」から取られた。店主は思ったより若く(ユニテの店主と同じくらい)、会社退職後、青森で古本屋を開業しようとしていたが、この馬込文士村近くの物件が開いてここにしたという。
ということから、日本文学専門なイメージあったけど、それだけではもちろんなく、海外文学や思想書等も有り。そんなに広くない店内だが、目に止まる一冊はあるはず。
折角だから?日本文学から、まだ読んだことない里見弴「初舞台と彼岸花 里見弴作品選」講談社文芸文庫と、いつもの海外文学?から、これまた定番のジュリアン・バーンズ「イングランド・イングランド」古草秀子訳 東京創元社。1000円と1200円で2200円。次点はべケット「モロイ」。
(2024 04/13)

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