「異教入門 中心なき周辺を求めて」 ジャン=フランソワ・リオタール
山縣煕・小野康男・申充成・山縣直子 訳 叢書・ウニベルシタス 法政大学出版局
読みかけの棚から
読みかけポイント:第1章と第4章?
第一章 理論における無感動
第二章 記号神学におけるユーモア
第三章 神-政治学における逆ねじ
第四章 文学における逃げ
第五章 デカダンスの時代における策略
第六章 革命における無意味
第七章 メタ言語における女性性
第八章 無作法についての論考
フロイト
ルイ・マランとパスカル
エルンスト・ブロッホ
ビュトール
ニーチェ
ゲランとミシュレ
孫子
(第1から第7までの章に取り上げられる固有名詞)
第1章 理論における無感動
欲動の二原則…生の欲動、死の欲動。お互いがお互いを覆い隠して、お互いを参照しあっている、そんな感じ。無感動とは確信がないこと、サドみたいに「理念が糸を紡ぐ空間を、その空間が己れを開き続ける限り、欲望すること」(p16)。
ということで、第1章読み終えた。といっても20ページくらい…
(2020 10/10)
第4章 文学における逃げ
ビュトール「心変わり」読了記念、第4章から。
やはり?難しそうなので、とりあえずよさげなところをピックアップ。
他のところも合わせ、ざっと見て、リオタールの思想のベースにはフロイトがずっといるのだと思った。
(2021 09/26)