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第2種電気工事士をアプリで勉強した話

先日、第2種電気工事士の試験を受験してきた。
第2種電気工事士とは低圧で受電している建物の電気工事のための資格である。要するに家庭で使う程度のコンセントやスイッチ、配線を行うための、町の電気屋さん的な資格。
機械系の技術屋なので、電気は苦手なのだが少しは知識をつけておこうという思いで受験した。
試験勉強でアプリが結構便利だったので、それについての雑記である。

筆記試験の勉強

第2種電気工事士の試験には筆記試験と実技試験の2つある。
筆記試験は過去問をベースに問題が出てくるので、過去問対策が最も重要。当初、参考書を買って勉強をはじめてみた。家で勉強する分にはいい。電車の中で本を開くのは面倒である。昭和的であまりに前時代的すぎる。

こんなサムネのアプリ

今は令和なんだ、スマホでスマートに勉強できないものか、と思って検索したところ「電気工事士 第2種 2024 全問解説」を見つけた。早速インストールして勉強してみた。
このアプリは過去問を1問1答形式で回答するアプリである。一問一答のお陰で、通勤中に5分とかサクッと勉強できて便利。解説まであるのでちゃんと勉強になる。そして無料なのでコスパは無限大だ。

ちゃんと解説があって嬉しい。

実技試験の勉強

実技試験もアプリで勉強した。実技なのに?と思われるかもしれない。実技試験の重要な点はスピーディに複線図(電線1本1本の接続を描いた図)を描くことと欠陥の無い作業なのだ。さらに実技試験は事前に公表されている13問の候補問題のうち、どれかが出題されるという仕組みなので複線図の書き方と欠陥のない作業方法を覚えるのが重要だ。

今回使ったのは「電工試験の虎」工具メーカーのホーザンのアプリ。僕が発見したように言っているが、たぶん電気工事士試験で一番有名なアプリではある。

やたら美形な目をした虎のマーク

このアプリはでは候補問題13問すべてに解説動画がついている。僕は動画を繰り返し眺めて作業方法を覚えていった。すべての動画の冒頭のセリフ「こんにちは、動画をご覧いただきありがとうございます。ホーザン株式会社の橋本です。」のやや癖のあるアクセントが脳に染み付くほど見た。

袖口のきれいな橋本さんが丁寧に解説してくれる。

動画では試験と同じ40分を測って作業してくれるので、必要な作業スピードもわかって嬉しい。まあいつも2倍速で見ていたけど。
動画での勉強と工具を使った練習でスムーズに上達していった気がする。試験のときは30分で作業が完了できた。

今更なのだが、このアプリにも筆記試験の勉強ができるようになっていることに気づいた。もしかしたらこのアプリ1つで十分なのかもしれない。
こちらも筆記試験の「電気工事士 第2種 2024 全問解説」同様、無料アプリなのでコスパは無限大。筆記も実技も両方勉強できるので、無限大の先を行くコスパである。

実はまだ合格していない

ここまでわかった顔をしている僕だけれど、受験したまでで、合格発表はこれから。この記事を書いている時点では筆記試験の合格までなのだ。
たぶん実技試験も受かってると思うけれども、合格しなかったら恥ずかしい。恥ずかしくてこの記事は消すと思う。
合格発表は2025年1月17日である。

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