舞い降りた翼~ベアルクティ解説
こんにちは。
なるせふみです。
半年以上ぶりにnoteを開きました。
今後もよろしくお願いいたします。
さて、今回は新規カードを手に入れた「ベアルクティ」デッキについて解説していきます。
遊戯王公式DBのデッキレシピのリンクを置きますので、カード効果を知りたい方はそちらをどうぞ。
では、行きます。
1.「ベアルクティ」、何が変わった?
まず、「ベアルクティ-ポラリィ」を特殊召喚する方法を見直しました。2023年4月以前のレシピでは、「深海のディーヴァ」等を採用し、少ないカード枚数で「ベアルクティ-ポラリィ」を特殊召喚することを目指しました。
<2022年の「ベアルクティ」>
※「ベアルクティ・ラディエーション」
<2023年5月の「ベアルクティ」>
しかし、『デュエリスト・ネクサス』発売後は、敢えて不採用としています。理由は、「深海のディーヴァ」を引けたかどうかでデッキの動きが変わり、毎回同じ動きができなくなるからです。
「深海のディーヴァ」がある初動
「深海のディーヴァ」がない初動
出来れば引きたくない「黄紡鮄デュオニギス」を引いてしまう初動...。
「深海のディーヴァ」に頼り切りになるより、なんとかして「ベアルクティ」だけでカードを動かす方が得策だと考えました。後述の新規カード達の中には、デッキの安定性を上げてくれるものもあります。
2.新規カードの性能は?
「天極輝士-熊斗竜巧α」の効果はキーカードの1枚「ベアルクティ・ディパーチャー」を手札に加えられるため強力ですが、発動条件として「ベアルクティ」か「ドライトロン」が必要になるため、最初の1体目は自力で用意しなければなりません。結局は、「天極輝士-熊斗竜巧α」と「ベアルクティモンスター」2枚を要求しており、初動に3枚のカードを必要としていることには変わりません。
「ベアルクティ-ポーラ=スター」に関しては、①の効果の発動に1ターンに1度の制約がない点は強力ですが、「ベアルクティ・ディパーチャー」等でコストの置き換えができないと、消費が大きくなりがちなため注意が必要です。基本的に、「ポラリィ」で「セプテン=トリオン」を特殊召喚して相手のターンをしのぎ、返しのターンで「ポーラ=スター」の効果を連打して勝負を決めるのが現実的かと思います。コストの置き換えをするにしても、「エフェクト・ヴェーラー」が効くようになってしまうため、警戒は必須と言えます。
3.提案~当たり前のことをしよう
カードゲーム全般において、「手札を整える」「必要なカードを揃える」のはごく当たり前のことです。今回のレシピでは、その当たり前を実行に移し、「手札を整える」ことを念頭に置いています。
その考えを表したカードが「魔導書士バテル」「グリモの魔導書」「ルドラの魔導書」の各「魔導書」です。前述の新規カードを含め、「ベアルクティ」モンスター、「ベアルクティ」魔法・罠カードをデッキから手札に加えることが容易になりました。「天極輝士-熊斗竜巧α」と「ベアルクティ・ディパーチャー」は、それぞれがお互いをデッキから手札に加えられます。これだけのカードがあるなら、後はどうやってその重要なカードにアクセスできるかが焦点となります。「魔導書士バテル」は通常召喚を行わないこのデッキとの相性は悪くなく、デッキに6枚採用できる、ローリスクの2枚ドローカードとして強力です。重複した「魔導書」カードがあれば墓地に送ってドローに変換できます。「魔導書士バテル」がフィールドに残った場合は、「ベアルクティ」チューナーとともに「氷水啼エジル・ギュミル」「相剣大公-承影」をS召喚の素材にすればよく、展開にも活用できます。
4.おわりに~熊の向かう先
「ベアルクティ」は新規カード2枚を得て、キーカードの「ベアルクティ・ディパーチャー」を手札に加えられるようになり、大幅に安定性が向上しました。ただ、Sモンスターの特殊召喚に手間がかかることがあり、ようやくマイナスからプラスになった程度です。
自分は「ベアルクティ」に対しては環境一線級の強さは求めず、相手を驚かせて楽しむ、従来の方針で前に進んでいこうと思います。
ここまで、お付き合いありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう。
したっけ、また。