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大切なモノは見えないんだよ。高知出張で受けたおもてなし🍀

おはようございます。

さて、今回の高知県出張の目的の一つは2021年6月に小型個包装機械"コパックンJr."を納品した土佐清水市のユーザー様を訪問取材すること。

ご存知の方も有ると思いますが…
まあ、土佐清水市は遠いんです。

佐賀関港→三崎港(愛媛県)。
そこから沿岸沿いの道をどんどんと走るわけです。

こんな風景が続きます。はじめは大興奮な訳ですけれど😅

Google マップによるとこんな感じ!

こんな感じなのです。

およそ三時間半。休憩しながらなのでそれ以上かかります。

今回辛かったのは34°近くの残暑&高知県特有の湿度。
あと、17万キロ走った11年目のセレナちゃんのエアコンの具合も良くないのでもうヘロヘロだったんです。  

そして、お客様のご要望で朝8時30分に訪問するお約束したのです。
そこで、最寄りのコチラ、ベルリーフ大月に宿泊したのです。

ベルリーフ大月。走り疲れたセレナちゃんも休憩します😊

事前に調べたら周りに何もない!
自然しかない。到着は18時ころ。

なので、一泊二食付きのプランにしました。しかも、このご時世に7,000円弱‼️

まあ、食べることできればいいやって期待もあまりせずにいたのでした。

しかし、このベルリーフ大月でぼくはおそらく一生忘れないだろう経験をすることになります。

夕食はこんな感じ。ビールは別注文。

暑くて汗かいたのでひと風呂浴びて、一人食堂へ。

そこで、彼と出会いました。
一目見て何か障害をお持ちだとわかったんです。

そして、『何号室ですか?』
と尋ねられて答えるぼく。

『はい、ではコチラです!』
と答える彼。そして、カウンターが見える席に案内されました。

よく運転してきたから、ご褒美とばかりに瓶ビールを一本注文しました。

食事も熱々で美味しかったので、もう一杯飲もうとご当地焼酎"ダバダ栗焼酎"をロックで注文したんです。

この時、ぼくは恐らく、お酒を飲まないだろう彼に注文するんじゃなくて快活そうな上司らしき男性に声をかけたつもりでした。

そうしたら、彼が"はいっ!"と我先に注文を受けてくれてダバダ焼酎を準備始めたのでした。

カウンターに近いので、よく見える訳です。まっ、水割りじゃ無いしロック。あとは口の縁いっぱいまで入れて欲しいなぁとじっとみる卑しいぼくなのでした。

そうしたら、彼がニコニコしながらマドラー(混ぜ棒)でぐるぐるとロック焼酎を混ぜてくれたんです。それも何度も。そして、『はい、お客様どうぞ❣️』と提供してくれました。

この段階には、もうぼくは嬉しくて、それこそ単品メニューを追加注文してお酒と共に楽しく食事を終えました。

さて、翌朝は土佐清水のユーザー様に8時30分のお約束。30分ほどかかる地点なので少し早めに出発しなければなりません。

そこで、朝食可能な一番早い時間7時を選びました。

朝食会場に再び行きます。
すると昨晩の彼がまた居て、こんな声掛けをしてくれたのです。

『おはようございます!

あっ、サイトウさまお席はコチラです。』

もうね、驚きました。
昨夜は、〇〇号室のお客様ですね!
コチラです。

それが、翌朝はサイトウさま‼️😭😭😭

どんなに洗練されたサービスよりもぼくには響きました。彼の精一杯をその一言に感じました。

そして、勝手にここで働くまでに育ててきたご両親の愛情に想いを馳せて泣けました。

"大切なモノは見えないんだよ".

とても大切なことを教えてもらった気がして、元氣にベルリーフ大月を後にしたのでした〜。

ありがとう!〇〇さん。

財布の紐も緩む!奥さんにお土産も買いましたもん😁

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