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靴擦れ祭の話
今日はすごく靴擦れした話をしましょう。
どこぞの奇祭ではありません。単にめちゃくちゃ靴擦れした話です。
ご安心を。
さて、この話をするには先に諸々説明をしなければなりません。私の足の形と変な靴下と最近買ったなんちゃってローファーの紹介をせねばなりません。
私の足は幅が広くて足の甲が浮腫んでいます。つまり、通常ピッタリなはずのサイズの靴が小さいということが往々にして起こります。
そして、「変な靴下」とは、百均に売っているパンプス用の五本指ソックスのことです。つまり、指の間と足の裏ぐらいにしか布がありません。しかし、私は親指の先のところを2,3回履くだけでぶち抜いてしまうという共感してもらえそうな足の形もしています。
そこで、「そもそも親指の先に布がない靴下だったら良いんじゃないか」と考えた私はこの靴下を見つけた瞬間に買い物かごに入れていました。
さらに、「最近買ったなんちゃってローファー」とは、昨今話題の元々は作業着を主に販売していた激安アパレルショップの某「働く男」で買った靴のことです。デザインが当たり障りのない感じで、安くて、私の足でも履けたので買ってからは毎日のように履き散らかしていました。
さて、実際に履いてみると驚くような、驚かないようなことが起こりました。
結果として、靴擦れしました。それもたくさん。
というのも、私は足の幅が広いということで小指の横がよく靴擦れします。また、足の甲が高いので、指の付け根も靴擦れポイントです。この靴擦れポイントたちはまず、靴を履いてものの10分程度で靴擦れしました。
さらには、足の幅が広く、録に布というクッションのなかった親指の横も水ぶくれができました。そして、おそらく読者の皆さんの誰も経験したことのない場所にも靴擦れしました。
それは、くるぶしの丁度下のところです。おそらく、人類稀に見る靴擦れでしょう。これは、いつもちゃんとした靴下を履いていたからこそ見逃していた靴擦れポイントなのかもしれません。
最終的に両足で合計6か所靴擦れしました(親指の横とくるぶしの下は片足だけ)。たかだか6か所で靴擦れ祭を語るのは適当でないかもしれません。しかし、この20年と少しの生涯でこんなに靴擦れをし、また、新たな靴擦れポイントを発見したことはありませんでした。なので、これは「靴擦れ祭」と称するのに妥当であると思われます。
ちなみに我らの靴擦れポイント代表の「アキレス腱の下」は靴擦れしませんでした。
皆さんも新しい形の靴下などを買うときには自分の靴擦れポイントだけを警戒するのではなく、新たに靴擦れポイントができる可能性があることも視野に入れておきましょう。