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フェイクと正直の見分け方

デリーのごちゃごちゃした中心部。マーケットを歩いていても、ほとんどが男性(男性が外に出て働いているからっぽい)。

とにかくとにかく人が多い。

昼間から、働いてるっぽい人と、働いている人の側に座っておしゃべりしている人(働いてないじゃん)、中有央分離帯で寝てる人(何もそこで寝なくても!)。
ただ座っているだけで、だいたい暮らしは大丈夫そう。

仕事をしている人は、客がいても、めんどくさい時は怠惰。それで良いらしい。できるのに出来ないと言ったり、わからない時は全員巻き込んで一緒に考え始めたり。
気が乗らなければ適当だし、自分の出番だと思えばグイグイくる。騙したいときもあれば、そうでない時もある。


「フェイクと正直を見極める」なんて、その時自分が何を信じているか次第じゃない?とひしひし感じる。同じ境遇にあっても「騙された」と思えば思うほど悔しい(私も悔しい思いをした)。

正直や素直な関係性を作りたかったら、まずはこっちがその態度で臨むべし。
マーケットの値段交渉においては、値札があったら楽なのに!と何度も思う。が、現地の人とお店巡りをして感じるのは「決められた何か」がないから、場合によって融通がききやすいんだなぁ。予定の変更も、心赴くままに、行動を起こしやすい。
融通のききやすさは、日本の職場やコミュニティや学校に取り入れたいが、日本人が苦手なのもわかるし、その国々にある文化や特性が作り出す馴染みやすいルールがある。それは国に関係なく人の特性にもあると思う。常識が違う国にやコミュニティを経験することは、自己理解と他者理解が深まるチャンス。

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