「否定された」という日本語の間違い
「否定された」事がある。
あの時は本当に辛かった。誰も分かってくれない。私はひとり。人が私の話を聞こうとするたびに、なんと言えば分かってもらえるのかって必死になって言葉考えるんだけど、ドキドキして、言おうとしてた事が言えない。
相手の反応ばかりが気になって、私の周りを取り囲む何かに思えた。
要するに、ひとりを感じた。
そう、「否定された」という言葉には、こう付け足さなくちゃね。
「否定された、と感じた私がいる」
今になって分かるのは、「先に否定したのは私。」「否定されたと感じたのは私。」
思い返してみたら分かる。
時間を割いて、何時間も話の場を持ってくれたでしょう。言葉に耳を傾けてくれたでしょう。合意を取りながら話を進めてくれたでしょう。見放さなかったでしょう。
否定されて傷付いた気持ちになっていたけど、あの時、先に傷付けたのは私でした。ごめんなさい。