パーマカルチャーハウスのオタク訪問@Abdallah House
Abdallah House のRichard のハウスツアー。
去年の12月夏至に出会ってから、今は同じ地域Seymour に住んでいるご縁のあるご家族。https://instagram.com/p/Bc-td8iAqLA/
今お世話になっているSeymour にあるオーガニックファームのオーナーRobbie は、Commonground というコミュニティスペースで彼らと一緒に住んでいた事もある。http://www.common-ground.org.au/about
ビクトリア州に来て6ヶ月。
この街に住み始めて3ヶ月。
少しずつこの地域のつながりを感じられる。
地域を好きになるのに必要な事を実体験している。
自分の存在を認識してもらっている所属感。
ここで自分発信での影響を与えている役割感。助けてほしい事、教えてほしい事、挑戦したい事に答えてもらえる受け入れられてる感。
「安心、安全」にプラスして「興味」がある事が地域を持続させるヒントだと実感している。
今日は、そのつながりある地域のおおきな存在であるリチャードのお宅訪問ツアー。
リチャードはパーマカルチャー発案者であるデビット・ホルムグレンと一緒にcommonground も立ち上げて来た。
あたしの家から5分。彼の奥さんは日本出身で、 子どもが2人。
日本にも家族で訪れた事があり、お話会をして回ったこともある。ソーヤ海くんと交流した話も聞かせてくれた。
2008年、古民家を丁寧に解体し、それらの廃材や、大きなレッドガムツリーを伐採、粉砕、乾燥させて作られた。
入り口を入るとすぐに雨水ポンプがあり、その下にはワインセーラーや保存食が並んでいる。地下水も汲みあげるポンプが備わっている。
ドライなオーストラリアに雨水タンクはかかせない。
少し蛇口をひねれば雨水タンクからホースを通してポタポタと果樹に水が行き渡る。超簡単。
これはベリーの木でクライミングするので柵がわりになる。
タンクの周りを植物で囲む事で、冷たさを保つ。
マルベリー、いちじく、ナッツ、ペア、梨、あらゆるフルーツの木。
挿し木で行われているから、1家族分のフルーツを家族分のスペースでまかなえる。
虫のホテル、可愛い!
道路に面してベンチを作った。
散歩している人がここに座って休憩して、談話をする。
アメリカのポートランドのシティリペアでも、座ってお茶を飲む、座ってたべる、という事からコミュニティが始まった。
マルベリーがすぐ後ろにあって、フルーツをこの道路沿いのベンチに植えたのも意味がありそう。
道路を挟んだ川沿いに、ナッツ木を植えたとの事。リチャードの子どたちが大人になる頃には食べられるかな!
コンポストトイレ。
外からの取り出しが可能なので、家に持ち込む必要がない。堆肥場もすぐ隣にあり効率的。大も小も一緒なので、用を足すのもめんどくさくない。トイレの隣にあるのはおがくず。4人家族で3日で満杯になるとの事。
コンポストトイレは一見ハードルが高そうだけど本当は超シンプル。しかも野菜食べたいなら重要。
栄養を直接土に還し、再び野菜を育てることができる。命の循環を目の当たりにできる。
清潔、簡単、無料揃ってます。
遊び心〜
夏になると葉が茂って、ツリーハウスで仕事をするんだとか。
エアコンもないので、夏場のクッキングは家の中に暑さがこもるので、外にロケットオーブンを構えている。外でのクッキングは子どももお手の物。火をつけて見せてくれた。
ドライフルーツや豆など乾燥。
作りもシンプルで場所も取らない。
ソーラーパネルで電力作り。
夏の暑い頃には、グレープが茂ってグリーンカーテンになり日陰を保てる。しかも食べれる。
お家の中もシンプル。暖炉でクッキングができるのでガスもいらない。
床下は冷たくて、冷蔵庫のように卵もここに。 このお家の冷蔵庫がまた優れもので直列だからエネルギーがめちゃ抑えられるとか。
(理系分野分かりませんでした!)
ビール、ワイン、ドライフルーツ、保存食がたくさん。
小さなスペースにめちゃくちゃたくさんの植物が植わっている。遊び心満載なリチャード家。言い尽くせないので、また日本の皆んなに紹介する機会を持ちたいと思います。
https://www.abdallahhouse.com/p/overview_11.html?m=1