今日はどっちで過ごす?選べる子どもたち
奥で寝ているのは保育スタッフ。
その上(?)に乗っているのは、スタッフの子ども。
こんなにもリラックスしているが、これが仕事。
仕事というか暮らしそのもの。
(この写真はとあるワンシーンで、この他に子どもたちと過ごす大人も何人か居る)
この大人のリラックスが、ちゃいるーかの森に通う子どもたちを穏やかにしてくれているのは、子どもを見ればすぐに分かる。
少人数保育のちゃいるーかの森は
縦割り保育でもあり
多世代保育でもあり
多文化保育でもある。
普段は妹分の4歳になる彼女は
2歳の子とてをつなぎお散歩。今日は船に乗つてきた。
2歳の子がふと手を離すと、4歳の彼女が手を繋ごう!と追いかけてくれたそう。2歳の子は戻ってきたときに「お姉ちゃんに手を繋いでもらった!」と嬉しそうにお話ししてくれた。
外を歩くときに親が不安に思って無理に手を繋ぐ時とは状態が違う。
よくありがちな、外に行くときは手を繋ぐという「なければならない教育」をしているわけでもないが、なぜ落ち着いて手を繋いで歩けたのだろう?
少し長い道のりを落ち着いて歩き切ることができるのは、そこには子どもに対しての「信頼」や「尊重」を大切にされていたからのような気がする。
もちろん歩道の環境も良かったのも大きな要素。
少人数保育は
目が行き届くという大人の安心感や、仕事場やお客さんではない血の繋がりをこえた関係性が、子どもへの尊重や信頼を大事にした関わり方を可能にしている。
こちらの女の子は
ちゃいるーかの森はお休みして
赤ちゃんがいるデイサービスを希望して1日過ごす子。
本人の選択を可能にさせる保育現場と介護現場。好きな1日の過ごし方を自分で選択している。
そこに信頼している大人たちや、仲のいい子どもたちがいるという事。
そこにいたいと思うのは「ここは自分の存在を認めている」と潜在的に感じてる瞬間でもあると思う。
選ぶことができる=自分を守ることができる
「選択の自由」が身についていることにお祝いしたい。