あつまる時に意識すること

あつまる、あつまる、あつまる。

いるかビレッジの最近の「あつまる」はトリ。

と、カメ。

お隣のおじさんが(落ちて)飛べない鳥をくれた。

「お前たちなら飼ってくれるか」

ミツバチが好きなボリジの花。
ミツを「あつめる」、花粉「ひろげる」。

お人形のお洋服。
使わない布が「あつまる」
いのちが吹き込まれて「ひろがる」

子どもたちの絵本。
多くが寄付で「あつまる」
絵本は貸し出しができ、好きな本や知識や体験を共有する「ひろげる」

三輪車。
「思い出が詰まってて捨てられない」
「ここにあげるなら、また会いに来れるから」
と小学生の子どもと親が相談して持ってきてくれた。

何家族分の思い出も「あつまる」
思い出も共有「ひろがる」

ひとがあつまる
生き物があつまる
植物があつまる
ものがあつまる
知識があつまる
知恵があつまる

「あつまる」「ひろがる」の繰り返しは生きている(命がある)証拠で「命の循環」というのがこのことか。

(いるかビレッジの堆肥小屋)
上の写真が「あつまるひろがる」を繰り返した結果、下の写真のようになる。
この土は畑に戻り、また命を育み、その姿は子どもたちの未来にもひろがりる。

命の循環。

ただあつまるだけで、よどんだ水にならないように。あつまったら、もっと素敵にひろがると意識していきたい。

どんな豊かさがあるのか?という視点が、そう意識させると思う。

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