秋へとむかう

画像1 何だか…わしゃわしゃわしゃ〜!って、真夏を通り過ぎる日々でした。こんな風に温かい蕎麦茶を飲みたくなって、お茶の時間。お茶のおともは、北陸に行けば必ず買い求めるお菓子『雪渓』。卵、寒天、砂糖だけで作られる干菓子。卵の味が優しくて…好き。湯呑み茶碗ではなく、普段使いのカップでたっぷりといただく蕎麦茶。ほぉ~って肩の力が抜けます。
画像2 洋箪笥を開けようとしたら…白猫、福ちゃんの脚がにょきにょき。あんまり気持ち良さそうだから、箪笥を開けるのを止めました。ふふふ。
画像3 畳んだ布団の上でお昼寝中なのは、白猫まるちゃん。真夏は、冷たい板の間を探してぺちゃんこになって寝ていたのに…そっかぁ〜布団の上で眠る様になったんだぁ〜…って季節の移ろいを感じました。
画像4 下駄箱上のディスプレイは、長月バージョン。彼岸花の手ぬぐい、竹籠には栗の飾り物。何処かの道の駅で買い求めた、紙製のスズキの穂の葉っぱの上にのるキリギリス。家の回りの草むらから聴こえる虫の声は、昼間は夏の虫の声、夜は秋の虫の声。昼間は、蝉の声が聴こえるのだもの。夏と秋が混ざり合う。
画像5 夏は、ガラスの花瓶にザザって生けて飾っていた花達。竹籠にしたら、何となく秋めくから不思議。
画像6 お昼ご飯はね、お粥を炊きたくなったんです。取り出しました…駅弁『峠の釜飯』の器。一人分のお粥さんを炊くのに重宝しています。
画像7 お粥を炊きながら眺める雑誌。…ってね、よくよく見れば13年前の雑誌。滅多に雑誌は買わない私。久しぶりに開いてみれば、また違った感覚になる。年齢を重ねる事で生まれる新たな感情。いつまで経っても楽しめるから…ECOです(ΦωΦ)フフフ…
画像8 炊けてきました、お粥さん。今年の夏に漬けた梅干しを、初味見に頂く事にしよう!って決めておりました。お粥さんは、お米の甘さがじんわりしていて、好きよ。
画像9 今日は、この山奥の小さな集落の秋祭り。人がいなくなり、獅子舞奉納や笛太鼓の音が途絶えて久しく…今は神主様に祝詞をあげていただく神事のみ。神事前の神社をお参り。
画像10 いつもならば、幟旗が立てられるけれども…雨が懸念されたから、飾られませんでした。参道の石段をゆっくりゆっくりと上がり、鳥居を抜けたら突然、光が眩しいくらいにさして来て…神様が、いらっしゃいって言ってくださっている様な心持ちになりました。
画像11 小さな集落の、小さなお社。大山神社様。こんな小さな神社の境内だとしても、どこか静謐さがあって深呼吸をしてしまいます。
画像12 大きな鈴をガランガランと鳴らして、柏手を打ちお参り。日々の感謝と願うのは世の中の安寧。八百万の神の国と言う感覚、私は好きです。
画像13 朽ち欠けそうなブランコ。誰も乗らないから、苔が生えていました。止まるアキアカネの体が赤色に染まっていました。蝉時雨で埋まっていた境内も、今は虫の声だけ。秋が滲む様でした。

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