冬がはじまるよ。
我が家の庭にある「池」と言うよりも「水場」。小川から水を引き込み、野菜を洗ったり、畑に水をあげたり、何かと重宝な水場。そこに「和金」の金魚達がいて、冬になる前に泥さらい。７匹の金魚達には、それぞれ名前があって…仁左衛門って親分から始まって、小頭とか、治平とか…。このまま冬を越しちゃう、なかなか強者の仲間達。
庭に出たら、玄関に置かれた立派な白菜！ご近所の農作業好きな青年が作った野菜を、笠地蔵さまみたいに、時折軒先に届けてくれてあるんです。しかし、立派だ事！こんな立派に育てられるんだもの、尊敬しちゃいます。
玄関の下駄箱上のディスプレイも、12月バージョンに模様替え。頂き物や雑貨屋でキュン♪となった小物達を並べるんです。
頂いた白菜のお礼は、何にしようかなぁと…久しぶりにブッセを焼きました。今回は、粒あんとクリームを挟んで。
CORONAの筒型ストーブに火を点ける。我が家は、小さな反射式ストーブと、この筒型ストーブで暖を取る。お湯を沸かせたり、コトコトと煮物が出来たり、何かと大活躍。
この山奥の小さな集落。空き家ばかりで、人がいるのはほんのわずか。音を立てる人もいないから、雪の日は、とても静か。ストーブの上のやかん、時折、小さな金属音を囁かせて、お湯が沸いたと教えている。もう、すっかり冬景色。冬のはじまり。