
行きつけのカフェが教えてくれた、人が集まるコミュニティの育て方
こんにちは、経営コンサルタントの佐々木芙実です。みなさん、お正月はゆっくりすごせましたか?
私はというと、お休みはいただいたものの、今月から始まる月額制・コンサルティングのメンバー募集の考え事をしていたり、年子の育児に追われたりしているうちに、お正月の実感のないまますごしてしまいました。
それでも、子どもを預けて夫と二人で初詣に行ったり、行きつけのコーヒー屋 icoi coffeeさんに2日連続で行けたり。
下の子が生まれてから頻繁に行けなかったのでうれしい出来事でした。

今日のブログで触れさせていただくicoicoffeeのオーナーさんは20代後半で、私よりお若いのですが、松山市内に2店舗構えられているやり手な方。
私が通っているSUEHIRO店は2店舗目。松山市の中心部にありつつも立地的には厳しいエリアなのかな、とも思っていたし、仲間内でもそんな話をしていたんです。(コンサル目線発動)
でも、いつ伺っても店内は賑わいつつ、穏やかな空気が流れていて、オーナーさんすごい!って思いながら、こだわりの一杯にいつも癒されている私です。
三が日に伺ったときも店内は満席だったので、テイクアウトすることに。
コーヒーを待つ時間は5分もないぐらいだったと思うのですが、居心地が本当に良いので全く苦にならないどころか、もっとこの空間にいたいって思うぐらい。
テイクアウトしたコーヒーを飲みながら「あの居心地の良さや見えない空気はなんなんだろうね」って、夫と話す中で気づいたことがあったのです。
それは、
誰が来ても居心地の良い空気感にするために、お客様との距離を詰めすぎないコミュニケーションをとっている
常連さんばかりのお店にならないよう、店内が外から見える作りにすることで新規のお客さんが入りやすい店舗設計にしている
この2つ。
この2つについては、店舗を持たないサービス業の方のコミュニティ運営でも同じことが言えるなと思ったのです。
そのため今日のブログでは、行きつけのコーヒー屋から教わった「人が集まるコミュニティの育て方」について、考察させてください。
1.誰が来ても居心地の良い空気感にするために、お客様との距離を詰めすぎないコミュニケーションをとっている

このコーヒー屋さんの特長に、スタッフの方それぞれの個性があります。
現役バンドマンや元地元アイドルのスタッフさんがいて、まとっているオーラもあるのですが、ご職業柄かお客様が何をしたら喜んでくれるかというのを常に考えて接客してくださるのが伝わってくるんです^^
例えば昨日も、店内でコーヒーを待ちながら香りをかいで癒されている私をみた元アイドルのスタッフの方が、手で扇いで私の方へ香りを流す動きをしてくれて(笑)
そういうの嬉しいんですー!(そして可愛い。そこにいるだけで場が華やぐ。これがアイドルなのか…!)
その一方で、話しかけすぎず、深く入り込みすぎず、距離感が絶妙なんです。
あくまでもコーヒーを味わうことに重きを置いていることが大きいと思うのですが、「誰が来ても居心地の良い空気」をつくるためにもかなり重要なポイントだなと思いました。
なぜかというと、お客様に深く入り込みすぎて距離が近づきすぎると、近い距離感の二人から独特な空気が生まれますよね。
家族営業で、近所の常連さんが集まるカラオケ喫茶や焼き肉屋に間違って入ってしまったときの「あ、帰りたい。。。」経験したことはありませんか?(私はあります。)
あの空気が淀んでいる感じ、コミュニティ運営でやってしまったらまずいなーと思いました。
共通の思い出や話題、ここだけの話しはキズナを強くする一方で、知らない方は疎外感を感じますよね。
「アレ」とか「あのとき〜」とか、使ってないかな?って今一度見直したいなと思いました。
2.常連さんばかりのお店にならないよう、店内が外から見える作りにすることで新規のお客さんが入りやすい店舗設計に

先ほど、空気が淀むことについて触れましたが、常連さんばかりが店内にいることも淀みの理由になってしまいます。
そのため、新規の方が来店しやすい店舗設計にしなければいけません。
こちらのコーヒー屋さんの場合は、店舗の前面(ファサード)をガラス張りにしていて入りやすい雰囲気に。(一方で店内には窓がなく席同士の間隔があるので過ごしやすい!入りやすい×居心地がいいはシンプルに最強!)
サービス業も同じで。新しい方が入りやすいオンライン上の作り込みが大切。
例えば
無料でコミュニティを解放する日をつくる
お客さまの声をwebサイトやSNSで積極的に公開する
オーナーが顔を出す、思いや考え方を文章に残す
SNSでは一方的な発信ばかりではなくユーザーと楽しくコミュニケーションをとる様子を見せる
無料の個別相談枠やお問い合わせ対応
できることを考えれば、実はキリがありません✨
よく見かけるのが、フロントエンド商品が個別相談1個、たまにセミナーぐらいの仕掛けでお客様に出会えないとお悩みのケース。
そんな方に伝えたいのは、仕掛けが足りないのかもよ?ということなんです。
フロントエンドって色んな角度で、複数やるから、この人のサービスなら受けてみようって思い腰を上げてもらえるんです。
コミュニティ運営と少し話しはそれましたが、要するにサービス業も入り口をガラス張りにする必要があるんですね。
みなさんなら、どんな楽しい施策が思い浮かびますか?☕️(私はそろそろ、佐々木芙実のすべらない話を企画するぞ)
Cheer up! の再募集をかけたのも、空気を大切にしたかったから
前回のブログで、月額制コンサルティングメニューの再募集をはじめることに触れました。
そこでも触れたのですが、数字的なところだけみると、再募集する必要はないんです。
でも、絶対に新しい人を入れるべきだと思っていて。
やっぱりそれは、誰が来ても居心地の良い空気感を大切にしたかったからなんですね。
ここが言語化できていなかったのですが、コーヒー屋さんに伺ったことで改めて感じることができました。
月額制・コンサルティングにご興味のある方は下記のリンクからご覧くださいね。
それでは、また。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
◼︎月額制・コンサルティングCheer up!
https://cheerup.my.canva.site/cheerup
\各種SNSもぜひつながってくださいね/
◼︎公式LINE
https://lin.ee/wB4UXb9
◼︎Instagram
https://www.instagram.com/sasakifumi_official/
◼︎Threads
https://www.threads.net/@sasakifumi_official
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈