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悲しいほどZARDが好きすぎて

ただの一度も理解されない。

全然世代が違うのだけど、ボクはZARDが好きだ。たまにYou Tubeを開いて公式のアカウントからパソコンやスマホを通じて、ZARDの声に癒してもらっている。

つい先日のこと、Twitterのタイムラインを眺めていたら『ZARD サブスク解禁』という情報を目の当たりにした。すぐさまSpotifyをプレミアム登録に変えたのだった。約半年ぶりに再契約をした。

90年代「ビーイングブーム」があったそうだ。音楽事務所ビーイング所属のアーティストが、オリコン月間シングルチャートTOP10を席巻した。

当時を知っているわけではないが、テレビを付ければ、アニメ主題歌、CMソングが流れていて意識はしていなかったのだが、ZARDもそのビーイング所属のアーティストだった。

そのなかで、特に好きな3曲をピックアップしてみた。

1.DAN DAN 心魅かれてく

同じ所属事務所の「FIELD OF VIEW」に楽曲提供した曲のひとつ。当時大ブレイクしたドラゴンボールGTの主題歌で、幼いながらもずっとこの曲だけは覚えている。自分のなかでカラオケの定番曲でもあり、一人でカラオケに行っても歌うし、友人たちとカラオケに行っても歌う。

歌えば歌うほど元気の出る曲で、
大好きなドラゴンボールGTの世界観も入っている。

作詞がZARDの坂井泉水さんということに気がついたのも、10代後半になってからで、時代に逆行するようにビーイングの曲をレンタルショップにて漁っていた。

DAN DAN 心魅かれてく
この宇宙(ほし)の希望のかけら
きっと誰もが 永遠を手に入れたい
ZEN ZEN 気にしないフリしても
ほら君に恋してる
果てない暗闇(やみ)から飛び出そう Hold your hand

歌詞が前向きでストレートに表現をしていたのが、心をつかんだのだと思う。それと歌詞にある希望のかけらみたいなエピソードがある。

忘れもしない2016年の誕生日。友人に祝ってもらった帰り道、地元のラーメン屋に寄る。90年代の曲がずっと流れていた店内で、ラーメンを食べながら耳をすましていたら、ZARDの「DAN DAN 心魅かれてく」が流れてきたのである。

*顔文字から興奮気味な表情がわかる。

2. Don't you see!

こちらもドラゴンボールGTのエンディング曲、何度も聞いたことがあった。ただタイトルが覚えられなかったのだが、ZARDが歌っているということだけは覚えていた。

レンタルショップでアルバムを借りたとき、「え……!これもしかして、GTの……!」って声を上げたほど、放映当時のイントロと全然違うことに衝撃を覚えたのである。

Don’t you see ! 願っても祈っても 奇跡 思い出
少しは気にかけて
Don’t you see ! ちょっと醒めたふりをするクセは
傷つくのが怖いから

放映当時のバージョンがあるのだろうか?とネットで調べたりしたが、何人ものアレンジャーがこの曲をアレンジしたそうで、当時聞いた音源は、エンディングで流れたものしかなかった。

3. マイ フレンド

ZARDのミリオンヒットした曲のひとつでスラムダンクのエンディング曲。

実は、放映当時のスラムダンクのエンディングを観たことがなくて、初めて知ったのは小学生のときだった。両親がケーブルテレビを契約しており、

アニマックスという専門チャンネルにて一挙5話〜6話やっていたのだ。

実家にスラムダンク全巻揃っていたのもある。そして、家族全員公認のアニメだった。

いつも輝いていたね 少年のまま 瞳はMy Friend
あなたを想うだけで 心は強くなれた
ずっと見つめてるから 走り続けて

ライバルたちのアイキャッチが流れるシーンと声がマッチしていて、テレビや有線でふと聴くとき、思い浮かぶのはスラムダンクだった。

今、振り返るとZARDを知ったきっかけはアニメ主題歌、もしくはその時代のヒットソングだったことがわかる。そして、「スラムダンク」「ドラゴンボール」も週刊少年ジャンプの大人気作品だ。

友情、努力、勝利。

週刊少年ジャンプの3大要素も構成されて、両作品とも時代を越えて愛されている。そして、作品の魅力を損なわないようZARDの楽曲が作品を後押ししてくれたのだ。

もう二度とZARDのライブに行くことは出来ない。

けれども、音楽のサブスクを開くたび、懐かしい気持ちになって

何度も、何度も、繰り返して聴いてしまうのだから、いつまでも自分の心のなかで、ZARDは生き続けているのだと想う。



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ふみー
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