もうすこしだけ
昨日で毎日1週間noteが終わりましたが、もうすこしだけ書き続けて行こうと思います。
チャレンジを応援するよと言ってもらえたこと、書き続けてはどうかと背中を押してもらえたこと、理由は他にもありますが、思考、感情の整理のために1日を振り返る時間が思いの外、心地よかった。
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合宿から帰ってきた娘が明日は部活が休みだから美容院に行きたいと言い出した。アプリを見てお昼なら予約できそうだと、急遽予約を入れる。
翌日、ジャージやTシャツ、タオル類と4回の洗濯。最終的に干す場所が足りず、悩んでいるともう出発の時間。大慌てで支度を済ませるも、ムスメはまだ洋服が決まらないと言う。駅までの道、私は走れないから先に家を出る。ペースを崩さず歩いて娘の到着を改札前で待っていると、気持ち足を引きずりながら歩いてくる様子に合宿疲れを感じた。特に階段が堪えるらしく、「大丈夫、走れる？」と尋ねると、「昨日100メートル50本走ったから、なんとか走れる」と言う。
100メートル走るだけでも息が持たないのに50本なんて未知の世界だ。私が過去にもこれから先にも走る場面はないだろう。体がちぎれそうなほど走った後はどんな表情を見せるのか。
私がどんなにみっともない姿を見せたって大したことないじゃない、と思えたから。
美容院でムスメのカットが終わるのを待つ間、革のソファにすっぽりと深く腰掛け手帳を書いていた。
はじめて見かけるアシスタントの女性から、待ち時間に無料で美容鍼とマッサージをしてくれるという。
案内された席はピアノが見える場所。今日もピアノの生演奏を近くで堪能できた。
ピリピリと刺激のある美容鍼で首周辺が温まるのが分かる。マッサージに移ってからは背中や肩のコリに驚いているようで、なんだか申し訳ない。
とは言え、丁寧に施されるマッサージのおかげでじんわりと柔らかくほぐされていく体とピアノの旋律ですっかりリラックスできた。
週に2度も美容院に来られたのは贅沢の極み。ムスメも久しぶりのカットに大満足。お互いにここでの時間は大事なものになっている。
カットが終わると次はランチ。
歩くのが大変だと言いながら、地下鉄一駅分くらいは歩けるという。
合宿の話を聞きながら少しゆっくり目に歩き、好みのイタリアンを探す。
いくつか候補を挙げ、絞り込んで決めたお店は安定の美味しさ。
チーズたっぷりのシーザーサラダ。マルゲリータピザ、アラビアータとモッツァレラチーズのトマトパスタはそれぞれ違った味のトマトソースを使っている。一口食べるごとに美味しい顔があらわれる。
最後はしぼりたてのモンブラン。
これはもうアトラクションだ。
繊細な絹糸のように押し出されたクリームの美しさ、周りのお客様も一緒になってショーを楽しんだ。栗の濃厚な味にとろけそうになりながら二人でつつく。
女二人でオットに内緒の豪華なランチを堪能し、夜になってもお腹が空かないほどの満足具合。しあわせでした。
この際だから体重増加も気にせず、誕生日当日から今日までながーくお祝いを楽しんじゃいました。
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