季節がぶり返したような夏日に
周りの人が上着を脱ぎながら「暑くなった、今日はどうしちゃったんだろう」と話す中で、私は体の内側からくる震えに戸惑っていた。
季節外れの夏日を記録した今日、本当なら暑いねと言えるはずなのに、人とは逆の思いをしている。
でも、これが私。最近ちょっと張り切りすぎて、体の声を聴こうとしなかったことが原因だとすぐに気づいた。
新しいことをスタートし、久々に興奮のあまり寝付くことができず、早々にベッドから飛び出した私は、先生の言葉を思い返す。
ベンツの車体に軽自動車のエンジンしか載せていない人が、みんなと同じだと思ったらだめなのよ
そうだった、私のエンジンは大きくなかったんだ。
先生とは、漢方の主治医。月に一度、診察してもらい、毎回格言のような励ましの言葉をプレゼントされる。
そして診察のたびに自戒の念を込めて、少し走りすぎの生活を見直そうと思う。
新しいことにチャレンジする高揚感と共に、周りの人の肩書や偉大さを知り、一方で何も持ち合わせずそんな世界に飛び込んでいった私の無謀さが、自律神経を混乱させているのだろう。
以前なら、体調の不安だけでなく気分も落ち込みがちになってしまったのが、自分で整えられるようになっただけ、いいんじゃない?
やらずに後悔するよりは、もがいて見苦しい姿をみせても行動してよ
あんまり無理はしないように、自分の体のご機嫌をとりながらぽつぽつとやっていこう。
まずは、継続する。
これが今の私の気持ち。格好悪くてもさらけ出していこう。
今後おいおい私の体調についても書き記していきたいと思う。
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