金曜日「絵本たちのいるところ」/譜面合間日誌(平日)
~「おちゃのじかんにきたとら」の段~
こんにちは。
「譜面合間日誌」金曜日担当の河﨑です。
突然ですが、みなさんはティータイムはお好きですか?
私は最近素敵なティーポットを購入しまして、毎日のようにミルクティーを嗜んでおります。
近所に美味しいケーキ屋さんがありまして、少し贅沢をしたい日はそこでケーキを購入しティータイムを過ごしております。
ということで今回紹介する絵本はこちらです。
©︎ジュディス・カー
「おちゃのじかんにきたとら」
作・絵 :ジュディス・カー 訳: 晴海 耕平
出版社:童話館出版
発行年:1994年
あらすじは以下の通りです。
「ソフィーとお母さんが台所でお茶の時間にしようとしていました。すると突然、玄関のベルが鳴り……、そこにいたのは毛むくじゃらの大きなとら。「ごめんください。ぼく、とてもおなかがすいているんです……。お茶の時間にご一緒させていただけませんか?」。とらが礼儀正しくお願いすると、「もちろんいいですよ」とお母さん。こうして、ソフィーたちはとらと一緒にお茶をいただくことになりました。でも、とらは大きいし、おなかをすかせていたので、テーブルの上のサンドイッチやパン、ビスケット、ケーキだけでなく、家にある食べ物をすべてをたいらげてしまい……。」(出典:https://www.ehonnavi.net/ehon/248/%E3%81%8A%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%AE%E3%81%98%E3%81%8B%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%82%89/)
初めて読んだ当時、テーブルの上に並んだクッキーやケーキ、牛乳の配達などこの絵本に出てくる全てが新鮮でワクワクしたことを覚えています。
この絵本を読むことで、ここではないどこかに生活ごとスライドしていくような感覚が大好きでよく読んでいました。
©︎ジュディス・カー
今、我が家では冷凍庫が野菜やお肉、お魚でパンパンなのでこのとらのように数日かけてではありますが平らげてしまおうと思っております。
ちなみにこの絵本は、2019年のクリスマスにイギリスでアニメ化され父親役をベネディクト・カンバーバッチが演じるなど話題を呼びました。
昨年にはEテレで放送され私もバッチリ視聴しました。
https://youtu.be/HG4f-Ggddvc
それでは。お元気で。
良い週末を
【今週の何か】
1999年にSEIKOから発売された時計のデザインが素晴らしく、ここ数日ことあるごとに見入ってしまっています。
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