『おとなしいめんどり』の段/金曜日「絵本たちのいるところ」2021.5.7/譜面合間日誌(平日)
こんにちは。
「譜面合間日誌」金曜日担当の河﨑です。
GW、あっという間に過ぎ去ってしまいましたね。
連続休日という狂乱が過ぎ去り、私たちは再び日々生活をしていかなければなりません。
そんなわけで、今回紹介する作品はこちらです。
『おとなしいめんどり』
作・絵:ポール・ガルドン
訳:谷川俊太郎
出版社:童話館出版
発行年:1994年
あらすじは以下の通りです。
あるところに、めんどりと、いぬと、ねこと、ねずみが、ひとつの家で暮らしていました。でも、働くのは、めんどりばかり。
ある日、めんどりは、小麦の種を見つけました。「だれか、この種をまいてくれる?」だれもが「いやだね」。それで、めんどりが植えました。種から芽が出て小麦がみのりました。「だれか、かりとってくれる?」「小麦を粉にしてくれる?」「小麦粉でおかしをやいてくれる?」そして、最後にめんどりが言います。「だれか、おかしをたべる?」…さて、その結末は。
(おとなしいめんどり|こどもの本の童話館グループ)
今回のパターンはシニカル教訓パターンになります。
こういった
翻訳は先週に引き続き谷川俊太郎です。
詩人としてはもちろんのことアトムの作曲や翻訳でいうとスヌーピーの翻訳でも有名ですね。
原作の良さを引き出すのはもちろんのこと、ただ直訳ではない翻訳ならではの魅力が存分に出ている作品です。
黙々と何かに取り組むことでいいことはあるかもしれませんね。
それでは。お元気で。
良い週末を。
【今週の何か】
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