木曜日「父と娘の隣でドラマ」 2021.3.4/譜面合間日誌(平日)
こんばんは、宮ヶ原萌です。
3月になりましたね、第7回目の投稿です。
今クールで今のところちゃんと見ているドラマ、最後の紹介になります。
今回からちょっとでも読み易くするために写真を増やしていきたいと思います。
では、早速紹介します。
さて、今日のドラマは、
毎週木曜日夜9時からテレビ朝日で放送されている、
「にじいろカルテ」です。
このドラマは、高畑充希演じる内科医の真空(まそら)がある病を患って、東京の大病院から山奥の小さな村の医師になるお話です。
山奥の虹の村という場所が舞台となっていて、そこで出会う村民の人たちと支え合って医師を続けていきます。
出てくる登場人物が全員なにかしらの悩み、苦しみを抱えていて、それでも強く生きていく様が描かれています。
虹の村はとても小さな村で、住民全員が知り合いで、全員が抱える何かを支え合って、補い合って、受け止めて生活をしています。
物語は毎話違う人にフォーカスが当たって、悩みや病気を解決していく感じかと思いきやそうではなくて、同じ人のその後の話を何話か跨いでやったり、ところどころで登場人物それぞれが辛くて涙を流したりするシーンがあったり、それぞれの病気や胸の痛みはすぐに解決するわけではないことを感じられます。
私が特に刺さったのは、安達祐実演じる定期的に一時期の記憶を全て忘れてしまう認知症を患っている雪乃(ゆきの)が、全て忘れた日の話です。
1話目からどこか様子がおかしかったり、旦那さんが異常なほど心配していたり、伏線が貼られていた上での第3話。
いつもと変わらない朝に一人様子が違う雪乃の姿。やばい、忘れてしまった、絶望に満ちた診療所の待合室に、幼馴染2人が来ていつも通り慣れた様子で雪乃に一から自分のことを教えていく。
明るくて、でも事実から目を背けることなく全部受け止めて、時々どうしようもない現実に耐えきれず泣き崩れてしまったら一緒に泣いて抱きしめ合って。
絶望的な状況でも、明るく正直な仲間と最高に愛してくれる旦那さんがいれば何度でも立ち直れる、でも綺麗事だけじゃなくて、またどんどん記憶の綻びが出て来る。
今日放送される第7話では、そんな雪乃と旦那さんのお話がまた進展を迎えます。
第3話では胸が苦しすぎてもらい泣きしてしまいました…。第7話がすごく楽しみです。
土地に根付く文化とか、登場人物たちの人柄から不思議な雰囲気が感じられる演出があります。
東京と山奥の小さな村を対象的に描いているのがカメラのフィルターなどから感じられます。冷たさと暖かさ、病の恐怖と人に支えられてなんとか今日も生きていこうと思える気持ちと同様に。
いくつもの葛藤がありながら、全てに正直になってしまう不思議な村の話が今とても胸に刺さります。
あと、
出てくるご飯がめちゃくちゃ美味しそう。
自給自足で育てた野菜を使って作るごはんが毎回キラッキラに見えて飯テロです。
なすのピザが一番美味しそうでした。
(ご飯の写真はなかったです…。)
本日はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
来週はこれまで紹介したドラマの中から今の段階で今クール私的ベストオブドラマの発表をしたいと思います。
お楽しみに。