引っ越しました
こんにちは、みのみのです
実は先日引っ越しました
一人暮らしでもかなり最低限のスペースしか無いぞと親に言われながら暮らしてた4年とちょっと
そんな部屋に私の家にfumaさんが転がり込んできてから約1年半
合わせて大体6年弱暮らしていたワンルームをついに飛び出しました
しかし、変化を嫌いこだわりも強いのが私
そして、初めての事だらけで何をしたらいいかわからないのがfumaさん
そんな2人が気軽にヒョイっと引越しできるわけがありません
まず、動き出しが早過ぎた
本来であればfumaさんが大学の春休みを迎える2〜3月に引っ越す予定でした
3月は混みそうだから2月かなーなどと思いながら物件の内見、契約をトントンと進めていったのです
それは紅葉もまだ進まぬ10月頃の事でした
4ヶ月先の契約は基本的に先の事すぎて出来ないらしい
それを知らないまま我々は進んでしまいました
そして10月中旬頃
契約書類を書くまで進んだ時に気付いたのです
12月か1月の2択までしか選べないと
そして可能であれば月初めに入居すべきだと
1月はお正月の季節
みんながお仕事お休みする頃なので契約書類が月初めに動かせません
そのため実質12月しか選択肢がありませんでした
事が起きてから気付く
悪い癖です
でもここで手放すには惜しい
とてもいい物件でした
片付け、急ぎめに頑張らなきゃなと気合を入れて契約書類にハンコを押しました
しかし、その頃から不穏な空気は流れていました
みのみの、倒れた
fumaさんは長い会話を理解・記憶するのが苦手です
だから、私が聞いて要約して伝える事でカバーしていました
その分私に行動力が無いので、私が伝え、fumaさんが動き凸凹をちょうどよくならしていたのです
しかし、11月の中頃に私も長い会話を出来なくなってしまいました
難聴なのにでっかい店の接客に就いたせいで耳と頭が疲弊してしまったのです
お店の人達はすごくいい人なんだけどね
そうなると困るのが、電話や会話の類です
契約を色々結ぶ時、話を聞く必要がある機会がいつも以上に多くなります
それが出来なくなってしまうと、すごく困るのです
しかし、私はインフラの契約を進める頃には仕事に行けなくなる程に弱っていました
fumaさんとの会話も理解しきれず、ほぼ成り立たなくなっていきました
そんな状況下なので、向こうからかかってくる電話にも出られませんでした
電話に出たところで何も聞き取れなかったらと思うと、通話ボタンを押せなかったのです
1日のうち、数時間程度はマトモでいられる時間があったためその時間を使って順番に折り返し電話をしていました
電話をかけるというノルマを果たすのが限界でした
そうなると困るのがfumaさんです
電話をかけたのは知っていても、内容を何も聞かされていないからです
「何かはよくわからないけど、多分色々進んでいるのだろう」くらいの認識だったかもしれません
そんな中、引越し当日が近付いてきました
そこでfumaさんが気付きます
「鍵、どうするの?」
そう、本来であればとっくに鍵を取りに行っているはずだったのです
fumaさんもびっくりです、何も聞いてないんだもの
しかしfumaさん、0から1を想像するのも苦手です
だから、何を確認すればいいかもわかりませんでした
終わってない事がたくさんある事だけはわかっていました
両家の親、集結
あまりにも何も出来なくなってしまった私を知った両親がわざわざ地元から段ボールの山と共にやってきました
そして、部屋のものを全部一度段ボールに詰めて新居で使うかどうか判別しようと母がfumaさんに伝えました
その間、私はベッドで横になっていました
それからは猛スピードで事が進んでいきました
その間、私はひたすら棒に梱包用ラップを巻き付けていました
それだけは何故か出来ました
fumaさんと私の父が段ボールを車に積むと、狭かった部屋も狭いなりに広くなってきました
ベッドも片付けられてしまったため、私はクローゼットに閉じこもっていました
1日の中で動ける数十分だけ、荷物を少し詰めていました
fumaさんはそれでも褒めてくれました
引越し前日は、母とfumaさんがほぼ全ての荷物を詰めてくれたため、床を拭いていました
冷蔵庫の下が真っ黒にカビていたのを知っていたのです
なんとなく、親には直視されたくないなと思って冷蔵庫をずらし、2人で床を拭いていました
そして引越し当日、私の両親に加えfumaさんのお母さんも掃除用具を持って我が家に来ました
私が片付けと水回り掃除が苦手なのを知ってくれていたため、手助けに来てくれたのです
fumaさんと私の父が荷物を運び、私の母とfumaさんのお母さんが掃除に回る
私がいなくても、物事が回っていました
そして今、荷物が運ばれた引越し先の少し広くなった家で暮らしています
仕事には行けてませんが、それでもfumaさんは私にご飯を作ってくれます
私は、何をすればいいんだろう