「もう年なんだから」オッサン・オバハン化が止まらないのも大目に見てもらいたいのよ
くしゃみのおっさん化が止まらない。
大声とともにする、あのくしゃみだ。
仕事中などはできるだけ小さなくしゃみになるように工夫をこらしているが、不意に大声とともに大きなくしゃみが出る。
インターネットで調べてみると、やはり加齢が間接的な原因で起こる現象らしい、
とはいっても「若くないから仕方がないよね」
と寛容になってもらえる世の中でもなく、開き直ることも許されない💦
ありがたいことに、人より多い体脂肪率以外はいたって健康である。
特に高い数値もなく、持病もなく、食欲も旺盛で(もう少しなくなってもよいが)、睡眠も十分にとれている。
記憶力は若い頃から悪い方なので、今更何かを思い出さなくても焦りはしない。
そんな私でもふとしたことで、衝動的なおっさん化、オバサン化を自覚することがある。
その中でも一番ひどいのは、思ったことを口にしてしまうところだ。
例えば、エレベーターでたまたま乗り合わせた自分の前に立つ青年が、なかなかステキなリュックを背負っていたら
「ステキなリュックですね」
と青年に言ってしまう。
見知らぬオバサンに声をかけられた青年、
「はぁ、ありがとうございます」
とお礼は言うが、腹の底は
「なんだこのオバサン」
「しりあいか?」
「ってか勧誘か?」
と、思考の大渋滞だろう。
しかし、エレベーターの扉が開くと、何事もなく軽く会釈だけして去っていく私。
その後はぜひともSNSでつぶやくなり友人に言うなりで?一時的に味わったストレスを解消していただきたい。
仕事先で、スポット派遣(1日単位で契約されている派遣社員)が真っピンクの髪色をしていたら
「やっぱりそこまではっきりしたピンクにするなら、一旦髪を脱色するの?」
と聞く。
聞かれた派遣のお姉さんは
「こんな髪色はうちの会社じゃダメだから」
と言われるんじゃないかと顔を強張らせながら
「は…はい」と言う。
その後の私の言葉は
「いーなー。私もやってみたいけど頭皮めっちゃいたくなりそう」
「そっちか〜い!」と腹の底でツッコミを入れてるであろうお姉さんは
「めっちゃ痛いっす」
と少しだけ砕けてその時の話をしてくれる。
他にも山ほどエピソードはある。
ついつい度が過ぎて
「それは失礼な言葉だから」
と周りに止められることもよくある。
その時はあやまり倒すし、本当に申し訳ないと思うのだが、本人としては考える前に口からでてしまってるのだ。
こういう症状も、加齢が原因で起こるらしい。
例えばおじさんのオヤジギャグや著名人の失言も同じらしく、前頭葉の機能が弱くなることでそういう言葉を止める力が弱まるらしい。
「年なんだから仕方がない」
その言葉で許してもらえる世の中になればもう少し生きやすくなるのだが、…