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アラフォー独女がデスノートに大人気なく揚げ足取りまくるだけの記事

NetflixでDEATH NOTEが配信スタートされた。
Netflixではオリジナルドラマ、ハリウッド版のDEATH NOTEもあるようで、映画版前後編、10年後編、アニメ版もあって、かなりのお祭りである。

個人的には、原作漫画とアニメは見ておらず、2006年に公開された映画を見て、震えるほど感動した、エセファンである。

2006年当時は、アニメや漫画の実写化といえばハズレ率が高く、その大きな理由として、原作を思いっきり歪曲していることがあった。
その中で、松山ケンイチさんの不自然なくLを再現した姿は老若男女問わず話題になり、『憑依型俳優』『カメレオン俳優』という代名詞がついたほどだ。
また、心理戦や伏線といった、見る側にも頭を使わせる展開も斬新で、その展開に魅了されたファンも少なくない。

10年後を描いたデスノートは散々な結果で、検索すると「賛否両論」という名の酷評がたくさんヒットするが、それを踏まえて無料配信で見ると、一周まわって楽しめる。
率直な感想としては、
「元の脚本はそれなりに良かったけれど、色んなエラい人に見えないデスノート片手に『あれを直せ』『ココをこうしろ』『さもなけりゃこのノートに名前を書くぞ!』と言われた結果、伏線が回収できなくなり、無理矢理話を繋げた作品がこれです」
という文章が、映像解析したら浮き上がって来るんじゃないかと思っている。

ハリウッド版もまたバッドな意見が多いようだが、それを踏まえたうえで楽しんでみたい。

さて、そんなデスノート、見ているうちに素朴な疑問が湧いてきた。
どれもアラフォー独身女史(私)の戯言であり、なんの価値もない独り言なので、この先を読む方はご了承いただきたい。

まず、デスノートの基本的ルールである
「フルネームで名前を書くとしぬ」
とのことだが、漢字間違いはどこまで許容されているのだろうか?
あきらかな間違いはダメだろうが
「高橋」と「髙橋」、「渡邉」と「渡邊」くらいになると、よく見ないとわからないだろう。
また、普段は「島」を使っているけれど、戸籍上では「嶋」とか「嶌」ですという場合は、戸籍上の漢字に従うのだろうか。
結婚・離婚で苗字が変わる場合は、どのタイミングで認識されるのだろうか。
市役所の人が「受理しました」といえば、それまでの苗字は無効になるのか?
そう考えると、死神の世界は、行政と太いパイプで繋がっていると予想される。

次に、死因が書かれなければ心臓麻痺になるのだそうだが、『心臓麻痺』という医学用語は存在しないらしい。

状態としては、「血液を送るポンプの役割の心臓が止まり、血液が送られなくなる」状態としている。

となると、死神の世界では、俗世間的な言葉でも受け入れるようだ。
ならば、どこまで崩れた日本語だと受け入れるのだろうか。
ギャル語やDAI語まで対応していたら面白い。

また、あり得ない死因は適用されるのだろうか?
例えば、子どもや若人に「老衰」という死因を用いたり、「陸地で溺死」とか「食事中の餓死」と書けばその通りになるのだろうか?

最後に、デスノートに書かれた名前以外の人を巻き込むことはないとルールがある。
2016年に公開された『デスノート Light up the NEW world』のシーンでも
「私が操られて爆弾をココに持ち込んだらどうするんだ!」という上司に対し
「デスノートの死は人を巻き込むことはできません」
と返すシーンがある。
では実際に書かれたらどうなるのか?
周りの全員が助かるのか?

考えれば考えるほど疑問が湧いてくる。
しかし、こうやって考えている時点で、デスノートを楽しんでいるということだろう。
せっかくなのだから、まだ観ていない作品も観て、面白おかしくココで語りたい。
そしてもし案が良い感じにまとまるのならば、上記の矛盾を踏まえた、笑える系の同人小説でも書いてみたいw

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ふるってぃ(ふるやゆうこ)
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