※人前で話す役割がまわってきた！！ レッスンまで待てない緊急対応 ～発表本番編～
惹きつけて 信頼される［話し方改善トレーナー］橘さゆりです。
新年度になり当スクールに話し方についての問い合わせが増えています。
一番多いご相談が、【人前で話す立ち位置になった】【これまでの業務から一転して、まとめ役になった】という内容です。
毎月入門講座を開催していますが、講座参加まで待てない！と緊急性がある方もいらっしゃるので、対応をまとめました。
よろしければ参考になさってください。
前回は「※人前で話す役割がまわってきた！！ レッスンまで待てない緊急対応 ～準備編～」をお伝えしました。
今回は～発表本番編～です。
準備が整い、シュミレーションも重ねいざ本番。
本番で少し意識してほしいことは次の３つです。
１）立つ場所・座席の最後列を確認する
２）目線は室内の中央→右→左の順で
３）主語と述語を近づけて話す
１つづつ確認をしていきます。
１）立つ場所・座席の最後列を確認する
自分の立ち位置はどこか。座席が埋まったとき最後列はどのあたりかを確認する。
人がいなければ、最後列になるであろう席に向かって話すように声を出す。「おはようございます。」「〇○と申します。」「本日はよろしくお願いします。」
最後列に向かって話すことで、声のボリュームが大きくなり、全体的に聞こえやすくなります。
マイクを使用するときでも、最後列を意識して話すと良いでしょう。
２）目線は会場の中央→右→左（左→右でも可）の順で
よく「視線をどこに向ければいいでしょうか」という質問も寄せられます。
参加者の顔を見るという事も大事ですが、人前で話すことになれていないうちは、顔を意識すると相手の反応が気になり緊張が高まることがあります。
中央の最後列あたりを見るように話す→顔の向きをゆっくりと会場の右端（右の角）のあたりに向ける→同じく今度は左端（左の角）に視線をうつし話す（左から→右でも可）
中央→右→左が慣れてきたら、前→後へ。と全体をゆっくり見渡すように視線を移してください。参加者を見る時は、相手のおでこや肩越しを見るのもいいです。相手から見てもそう不自然ではありませんのでご安心を。
３）主語と述語を近づけて話す
入門講座の中でも取り組んでいますが、話すときには「主語」と「述語」の距離を近づけて話してください。
例：
✖→今日は〇○について話をしますが、お手元の資料一枚目を見て確認をして最後に質疑応答をします。
〇→今日は〇○について話します。まずはお手元の資料を確認します。1枚目をご覧ください。最後に質疑応答を受付ます。
話ことばで人が理解できる文字数は一文が２５文字程度と言われています。句読点の「。」が短くなるように話してみてください。
慣れないうちは違和感を感じますが、音声だけの情報では主語と述語を近づけて話すことを意識してください。
最後に、間違えて止まってしまったときは一呼吸 入れて続けてください。
手元の話す内容は話し手にしか分かりません。聞き手は間違えたとは思わないので、
「しまった…」と間違えを引きずらずに、気持ちを切り替えて進めてください。
おさらいをします。
本番で少し意識してほしいことは次の３つです。
１）立つ場所・座席の最後列を確認する
２）目線は室内の中央→右→左の順で
３）主語と述語を近づけて話す
目の前の方に❛伝える❜くらいの気持ちでリラックスしてお話くださいね。
確認をしたいことがある…という方は、公式lineの「個別相談」からお問合せください。後日回答を差上げます。
次の記事では
※人前で話す役割がまわってきた！！ レッスンまで待てない緊急対応
～次回へつなげる～ をお伝えします！
この記事がどうぞお役に立ちますように。
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