
#3 家庭内働き方改革。
さて、転職。どうする、どうする。
今の会社よりも、
・勤務時間短め(残業なし)
・給料3万程度アップ
・子育てに理解ある
・有給ホイホイ取れる
そんな求人がナイスタイミングで転がっている訳もなく。
しばらく失業保険をもらって凌ぐ?なんても思いましたが、この作戦は使えないことが判明。
下の子、ぽこの保育園です。
保育を必要とする事由が、就労から求職活動へ切り替わった場合、2ヶ月猶予があり、その後、規定時間以上の就労ができない場合には、保育園とはサヨナラすることになります。
仮にサヨナラしてしまうと、待機児童がいる激戦区なので、再入園の望みは薄いです。そうなれば、自宅保育となり、余計に仕事ができない環境に追い込まれます。
きちんと調べてなんかしらの手続き踏めば、もっと上手くやれたのかもしれませんが、退職に至るまでのダメージを引きずる中、調べる気力は湧きませんでした。小学校のお知らせ読むので精一杯でした。
なんとしてもすぐに働かねばならない。
でも希望を100%叶えてくれる職場が通える範囲にない。
妥協点があればいいけど、どれも譲れませんでした。
夫婦会議の結果、1個だけ案が浮上しました。
私が起業する、です。
自宅で仕事をして、時間の縛りから解放されればなんてことはないのです。
問題は、稼げるかどうか。
これについては、やってみなくちゃわからない。
どうせ八方塞がりです、やってみてから考えよ、と変に楽観的でした。
クリエイティブ系スキルと自宅に制作可能な環境があったので、それを活かしてフリーランスになることにしました。
社会人4年目までは本職でしたが、現在は事務職がメインだったので腕が落ちている自覚がありました。ただ、今からでも学び見直せばワンチャン稼げる可能性は感じていました。
人間は疲れて、疲れて、ネガティブを通り越すと究極ポジティブになるんでしょうかね。リスキーな選択肢も躊躇なく選べました。
我が家の行く末を心配してくれていた上司、上層部にも、退職後は在宅でフリーランスになってみます!と報告。
残る心配は、引き継ぎだけ。
来月から誰もやれない仕事だから、もう知らん。と言って放置もできません。社会人としての責務があります。しばらくして出戻るかもしれないので、円満な形で去りたい。そのためには引き継ぎを完了させたい…
後任者の求人も出してもらえましたが、必要なスキルのハードルが高すぎで応募が来ず。
とりあえず引き継ぎ資料を作りましたが、基礎スキルありきの説明文のため、正直言って無駄な作業でした。切ない。
退職まで残り2週間。
後任が決まらない状況を打破すべく、大きな賭けに出てみました。
「今後は外注先として、お仕事もらえませんか?」
私は収入になる、引き継ぎ不要になる。
会社は後任探さなくて済む、引き継ぎ不十分なところ聞ける。
これってWin-Winの関係ですよね…?って感じで話を切り出したら、上司がうまく話を進めてくれてあっさりOKが出ました。
色々環境が特殊な会社なので、こういった類のお願いは上層部に却下されることが殆どでしたが、今回はミラクル起きてくれました。マジ感謝。
そんなこんなで、顧客一号の確保に成功しました。
次回、#フリーランです(キリッ!.