プリペイド携帯を再契約した話

画面が汚くて申し訳ない。年季の入ったプリペイド携帯である。

この度、春から高3の次男用にプリペイド携帯を再契約してきた。3年ほど前に長男に持たせて本体だけが残っていたものだ。（彼女からのメールが残っていたりするがここでは触れない）

どこのご家庭でもスマホの扱いに頭を悩ましているのではないかと思う。我が家も同様で、テスト前日に放っておいたら8時間半とかやっていた。睡眠時間か。スクリーンタイムで監視して「すべてのAppおよびカテゴリ」を3時間までと制限を掛けていたのに、だ。解せぬ。

数多の家族会議という言い争いがあり、その度に胃がキリキリする系のなんやかんやもあり、その結果本人が「出掛ける時にはもうスマホを持って行かない」と言い出した。そして彼は言い出したら聞かない系男子だ。実に面倒だ。

僕としてはスマホは

やることをやっているなら堂々とすればいい

まだやることが残っている時はせめて何時までなど時間を決めてやればいい

際限なくなるので自室やトイレへは持って行かない。

起きられないんだから基本的に23時半には寝なさい。

このあたりのルールで運用していた。つまり基本的には「自分でコントロール出来ているなら使用ＯＫ」だ。そして案の定アンコントローラブルになってなんやかんやが起こる、という流れ。

スマホを持って行かなければ無駄にスマホに要していた時間は「他の何か」に割り振られるだろう。僕としては所持した上で自分を律して欲しいものだが、まぁ難しいのだろうなというのは分かってもいる。適度に失敗するのは想定内だったが、受験も近付いてきていて背に腹も代えられなくなってきた。

が、実際に持って行かないと以下の様な不具合が起きる。

GPSで追えないのでどこにいるか分からない

仕事の終わり具合など伝えたいことがあっても連絡が取れない

本人がトラブルを起こした時（実際に昨日起こした）父に相談できない

全てを解決するのは難しいのだが、せめて緊急連絡くらい取れる方法を確保するため、今回「プリペイド携帯の再契約」をチョイスしたのだ。

そう、つまり長男の時にもなんやかんやあったのだ。正解です。

これがソフトバンクが提供しているプリペイド携帯のひとつ。他の2種類はスマホタイプだ。当然この状況でスマホは意味が無い。

少し料金についての説明をするので、ここから数行は購入に前のめりな、なんやかんやがある人だけ読んでください。

↓　　↓　　↓　　なんやかんやある人用ここから　　↓　　↓　　↓

料金の仕組みは契約に対し事務手数料3,300円が掛かり、使用はプリペイドカード（3000円or5000円）を購入、登録し、使った分だけチャージした金額から引かれていくシステムだ。

僕が選んだガラケータイプは、最初は本体に無料チャージ4,000円分がつき6,578円で購入できる。事務手数料はその無料チャージから引かれるので700円分が残る。そこから100MBシンプルプラン（月額330円）を支払い、370円が残った状態でのスタート。チャージ残高はチャージから60日が経過すると残っていても0円になるという使用期限つき。なお追加チャージにより期限はまた60日延長される。

僕の場合は本体があったので、事務手数料とチャージ（3,000円分）の合計6,300円を支払ってのスタートとなるが、シンプルプラン（月額330円）に加入しないとメールのやり取りはできない（正確にはSMSの受信のみできる※）ため、このチャージ分からそれも支払うことになる。なおこのプランは自動継続なのでひと月後にはチャージ分から差し引かれることになる。

※SMS（ショートメール）の送信に関してはシンプルプランに加入しても、相手がソフトバンク携帯でないと出来ないので注意が必要。その場合MMS（通常の〇×△@abc.ne.jpのようなメアドを使ったメールサービス）を利用することになる。

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最後に

スマホは持って行かないんだ。そうすれば僕は大丈夫なんだ。世界はバラ色になって父は静かになり、大学だってウチに入っていいよって言ってくれるんだ。

そう決めた直後に自転車の鍵を無くした次男である。遠いバス停まで歩いて帰宅した。バス代は220円（片道）だ。翌朝またバスで学校に行くために、いつもより30分以上早く起きる必要があった。当然、弁当を作る時間も30分繰上げだ。そう、この記事を書く父は眠いのだ。

過去には大雨の日の22時、自転車の後輪に荷留用のゴムロープを絡ませて立往生したこともある次男。やはりいざという時の為にも、連絡先の確保だけは何とかしなければいけないのだ。

ということで、少しの間プリペイドガラケーが復帰した我が家なのである。

受験期の一時期だけ、もしくはこっそり課金がバレたあとの制裁期間用など、臨時使用にはこの「通話とメールだけなら出来る」という選択肢が有益なシチュエーションもあるのではと思い、記事を書いた。

願わくばこの思春期の超面倒くさい期に、全てのご家庭からスマホトラブルによるなんやかんやが少しでも減ることをお祈りして筆をおこうと思う。

乱文・乱筆ご容赦を。では。