「優柔不断なんです」は性格ではなくて環境
小豆島に暮らして1ヶ月。
改めてこの島には何もない。笑
「何もない」ところに惚れて移住したわけですが、もう少し解像度を上げて何もないを解説したいとおもいます。
・マクドやスタバ、大型ショッピングモールなどの都会には当然あるようなお店がない。
どちらかというと個人店が多い。
・24時間営業のお店がない(一部コンビニを除く)
・カフェや飲食店があっても都会のような選択肢がない。
飲み屋も数えるほど、中華屋も数えるほど、
都会のように目をつぶって歩いてもお店に必ずぶち当たるようなことがない。
・営業日数が少ない。
営業日数が少ないので狙って行かないといけない。
とまぁ、おおかたこんなところでしょうか。
とにかく都会のように「いつでも」「どこでも」「なんでも」がないんです。
でもね、わたし気づいちゃったんですよね。
わたし自分自身がずっと優柔不断だと思ってました。
優柔不断だと思ってたのは環境のせいだったみたいです。
兵庫県に住んでる時は、いつでも買えるからと先延ばしにして、
何でもあるからと安物買いをして
どこでも買えるからとどれだけときめいても買わなかったりもしました。
人間て錯覚しちゃうから、いつでもどこでも手に入ると思うと手を出さないんですよ。
で、帰ってからやっぱ買っておけばよかった〜とか言うんです。
小豆島はね、都会と田舎のちょうど中間くらいでめちゃくちゃ住み良い。
船に乗れば高松に出れるのでロフトもスタバもマクドもあるんです。
普段ないからその分楽しいんです。
今買わなきゃ島で買えないから即断即決が求められるんです。
ないもないからこそ目ぼしい物を買うか買わないかをその場で決める力が養われる。
実際ほんとに決断力上がった気がします。
なので、「優柔不断なんです」は性格ではなくて環境なんですよ。
物(選択肢)がありすぎると何を選べばいいか分からなくなってしまってるだけなんです。
田舎に住んでとは言いませんが、積極的に選択肢を減らす作業はしてみるといいですよ。