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真剣な話をしよう
唐突ですが、わたしは同性愛者です。
生まれた時からずっと女の子が好きでした。
初恋も女の子に恋をした。
大人になった今も何も変わらずわたしという人間を構成する一部分として
女性が好きという成分は1ミリも変わらない。
関西から小豆島に移住して1年とちょっと。
グラデーションのように人生が切り開かれていく中で、
遂に、とうとう、わたしにとってかけがえのない大切な人ができました。
出会いは2024年7月。小豆島にて。
内側にとてもキラキラした物を持ち合わせる人。
第一印象はそんな感じ。
まるで高嶺の花のような
美しく完璧ともいえるオーラを放つ人。
完璧すぎて意識にも入らないくらいだった。
それゆえに、わたしなんかと人生が交わり合うなんて全く想像もしなかった。
お相手の方は、
愛し愛される旦那さんがいて
愛する子ども達がいる家庭を持っている方。
なおさら交わり合うことなど予想だにしなかった。
しかし、運命とは想像をいとも簡単に超えるもので、
人生はなにが起こるか分からない。
わたしとお相手の方はとても自然にそして深く、
お互いが必要な存在であることを感じ合った。
かけがえのない存在。
彼女を表現するのにこれ以上の言葉は見つからない。
わたしの人生から孤独の影が少しずつ薄れていく。
社会的に見たら「家庭ある相手と何関係を持ってるんだ」とか
「家庭ある人間が何をしてるんだ」という視線もあるかもしれない。
わたしは生まれてからずっと「女性が好き」というだけで、
社会的に偏見の目にさらされてきた。
とても苦しかったし本気で死にたい時期もあった。
自分の一部を切り捨てて生きた時期もあった。
そんなわたしに社会が救いを与えてくれたことは一度もないし、
偏見はどこまで行っても偏見でしかないことを知っている。
わたしと彼女は、わたしたちの幸せを体現するために
感覚をシェアし、語り合い、感じ合い、響き合い、触れ合い、
互いを知り、心を繋ぎ、愛を持って選択をしている。
全てがとても自然で、ごくごくナチュラルに物事が進む。
とても勇気がいる瞬間もあるけれど、その先にある愛を知っているから
乗り越えることができる。
さらに彼女は家庭があるにも関わらず、
わたしとの関係を自らオープンにしてくれてその行動にどれほどの勇気と愛を感じるか。
とても勇敢で、無邪気で、大きな愛がある人。
わたしたちは、わたしたちらしい家族としての在り方を想像し模索している。
どうか温かく見守ってほしい。
最後に。
彼女という存在に、彼女の全ての繋がりに、
小豆島という土地に、
きっかけをくれたうのたまごさんに、そして生んでくれた両親に、
感謝の気持ちを伝えたいです。
心からありがとう。
2024.8.8 ライオンズゲート 愛を込めて
最後に②。
わたしの大切な人。とってもかわいい人です。
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