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プレイブックの世界#004

Tamori is like
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(verse 1)
一点突破 俺がHIP HOPPER
アンクルTだぜ どんなもんだ
今声上げるぜ アンクルT
待ちに待っての 久しぶりでの
満を持しての再登場だぜ 今の気分はモロ上々で 
何でもできるぜアンクルT 俺の元気はユンケルD で
体でリズム リリックのイズム
あふれて流れて空気で固め
ここかと思えばまたあそこ
one for the イグアナ two for the 生まれたての仔馬
変幻自在のハッカー野郎 アンクルTに逮捕状
three for the ハエだぜ  人間界から脱走
アンクルTの文字列 ホモサピエンスはアクセス不可能
俺のスペクタクルショー ヒューマンはどうやら依存症
聞いているか岩澤 Tの世界に入ったらドリームアワー 準備はいいか?
タモさんって 半分人間, 半分無限

(verse 2)
世にもストレンジストーリー
かつての扱いゲテモノ 今は大御所
俺は筋金入りの外国語ジャンキー 
ガキの頃からハングルを吸ってハイになってたぜ
異国語でキメる気分知ってるか?
コークなんて役立たずのジョークだぜ
福岡でラジオが受信 異国のリズム
俺のハングル プサンのイズム
イゴスンアサカラマグロノサシミダ
体内に流れるアナザーワールド
自由自在に世界を裏表にするぜ
俺がまだ高宮通りで野菜のディーラーをしていた頃 
ストリートには外国語ハスラーが山ほどいたぜ
今、あいつらが何をしているか知っているか?
ラッパー目指してた奴らが公務員試験を受けてるんだ
書いてるのはリリックじゃなくて稟議書 
俺はオーディエンスの前でRun-D.M.C.とshow
これが高宮ドリーム 承認なんて必要ねぇ
世界の壁を壊すラッパー アンクルT 
四ヶ国語麻雀 世界の言葉をサンプリング
俺のハングルバージョンのはとバスガイド聞いてみな?
ペヨンジュンも黙っていられねーぜ
お前の頭は俺のループについてこれない
ロシア語からスワヒリ語のワープ
これは確かにペインを伴うってものさ 
でも徹子は笑ってりゃいいってものさ
あれは確か小学生三年の時だ
フッドで抗争が勃発
フレンチコーストVSジャーマンコースト
ビーフの理由は明快だった
フレンチの連中がベトナム語に手を出したからだ
ジャーマンの連中はそれは筋が通らないと主張した
フェイクがベトナム語に手を出すのは危険だぜ 
ベトナムはドープみたいなもんだ 
一度体内に入れるとノーマルライフに戻れなくなるぜ
ベトナムから抜け出せなくなった奴 知ってるだろ?
俺には関係無い話だけどな 理由を教えてやる
俺はその頃 中洲産業大学の門を叩いた
講師陣のメンツを聞いて驚くなよ
そのころプロフェッサーやドレーがいたんだぜ 
高卒のくせにインテリ気取りの名前がお好みなんだ
今じゃMIT卒より稼いでるけどな
同級生にはフィフティもいたな 
当時黒の学ラン着てタモリ教授の講義に出席してた
あいつが新曲『In da Club』を出す時だ
俺はフィフティにアドバイスしたんだ 
『In Ta Club』に名前を変えろと
フィフティの奴、ニヤリと笑って
「語呂が悪い」と言ったんだ
俺もニヤリと笑って
右手の拳でフィフティのハートを叩いてリスペクトしたぜ
当時パワーを持っていないと言うことじゃ無い
俺はストリートのルールを知ってたってことさ
中洲産業大学で研鑽を重ねた 
身につけたスキル フリースタイルだけじゃないぜ
人間界を越える能力を手に入れてしまったんだ
みんな言うだろ、俺のトランペットは笑っているって
俺はトランペットを笑わしているんだ!
そりゃ, タモリって文字はジョークさ

(verse 3)
Yo, ビアッチ聞いてるか?お前のことだぜイワッチ
夢か現実どちらか知りたい? それは共存しているんだ
考えてみてくれ 目の前でタモリがラップ
そんな現実あり得るわけねぇだろ
でも今、目の前でアンクルTがラップする
お前は否定できない 
夢と現実の世界に来たこと
お前は肯定できない
夢が現実よりリアルということ
プッシュしたら最後 中毒者のスイッチ
これがラストチャンス アンダーワールドでフリースタイル
今夜も駆け引き プレイの合図 肩揺らす観客 
突然目の前に超大物漫画家登場 プレイ続行 
決定的瞬間 リズムとライム
Tのフロウは観客と阿吽の呼吸
気づけば全員アンクルTの急性中毒患者
そのあとは説明不要 ヒストリーってことさ
今じゃ天空から世界を見ることもできる
インスピレーションのベット ルーレットボールは 
マイルス・デイヴィスの横に止まったぜ
T for the タイムレス 異世界にハックかますぜ 
世界を変幻自在に流浪 Yo, 岩澤、welcome to タモリ倶楽部