lifelog 2024-spring
2024年の晩冬から春にかけて、27枚撮りのインスタントカメラ(写ルンです)を順番にまわして、メンバーそれぞれのライフログを記録しました。
撮った写真が現像するまで見れないので、暗かったり意図した通りの画角でなかったりもしましたが、その分「正直なログ」になったのではないかと思います。
Yuki Horisaka
2023年2月から1年間続けた吉祥寺ブックマンションの棚主、最後の店番の日でした。たった1年だけ、しかもお店番は数回だったはずなのに、こうして写真で見ると、懐かしさを感じます。写真になると、その風景がより強く、記憶として残るんだなぁと思いました。ブックマンションの棚主、楽しかったなぁ。
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地元、大阪は天王寺駅の天女。駅から10分とかからない場所に住んでいた私は、友人との待ち合わせ場所といえばこの天女の下でした。2010年、駅の耐震工事のため撤去され、いまはこんなところにいらっしゃいます。もうちょっと見えるところでもいいのに、、と思ってしまう。でも会える度に、心がじんわりします。
Shintaro Tanaka
雨の公園を歩いていたときの一枚。雨で静まりかえった公園を優雅にカルガモたちが泳いでいて、おそらくカモたちはその日の天候を不愉快なものとは捉えていないでしょうから、私も一緒に傘を放り投げて走り出したくなったのです。
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多摩川のほとりで開催された小さなコンサートに訪れたときの一枚。今年の冬一番の寒さでしたが、写真からもその寒さが伝わってくるように感じるのは撮影者だからでしょうか。普段はお散歩している方も多い場所なのですが、この日ばかりは人影もまばら。しかし子どもたちの元気は寒気をも上回るようで、近くの野球場で練習に勤しむその額には大粒の汗が流れていたのでした。
Tomomi Yoshiie
"西友の魚。"
ビール、マッコリ、酎ハイ、芋お湯割りを飲み終えた後
出会った魚たちの存在感に心打たれて撮りました。
美しく輝いていました。
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3月20日春分の日 桜開花日は24日と騒がれている世の中
お寺の境内で 開運招福と掲げられた旗は
早咲き桜を背景に揺らめいていた
福を巻き起こすことを使命に持ったような 風になびく旗の姿
Kanako Fukui
よしむらくひらくくんのバンドのライブ本番の日、渋谷の7th floorの屋上
煙草の匂い、サウンドチェックで爆音で聴こえてくるバンド"ビイドロ"さんの音楽
ここからの眺めは渋谷駅周辺の新しい建物の雰囲気とは別世界の裏の顔
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下北沢のスタジオ、4/7の企画【まあるい集まり】に出演してくださる"毛玉"さんとのリハ
どんな空気感なのか、どんな風に進めていくのか初めてなのでちょっぴり緊張とわくわくの気持ちでお邪魔しました
最後にいつもの鏡越しの集合写真
大所帯の人数で賑やかな感じだったのに出来上がりの写真はかなりのダークトーン 笑
最後に
たとえバンドをやっていても一緒に過ごせる時間はほんの僅かなので、共有できていない時間を垣間見れるのは楽しいですね。そして満月カルテットを見にきてくださる方に、私たちの公演が心に留めておきたいひとときとなるよう願い、そして精進して参ります。