スクリーンショット_2019-08-31_17

誰もが一度は見たトリックアート エッシャー美術館【オランダ】

アムステルダム国立美術館、マウリッツハイス美術館(note)、ゴッホ美術館、ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館(note)…オランダには素晴らしい美術館がたくさんありますが、私が個人的な趣味で是非ともオススメしたい美術館があります。

それはエッシャー美術館(Escher in het Paleis)です!

エッシャー(マウリッツ・コルネリス・エッシャー、Maurits Cornelis Esche)はオランダを代表する画家で、現実には存在し得ない構造物を平面上で描き上げた騙し絵の大家です。

そのエッシャーの作品が数多く展示されているのがエッシャー美術館なのです。

能書きをだらだら書くよりも、実際に作品を紹介した方が、「ああ、これ美術の教科書とかで見たことある!!」となると思います。
(写真は全て現地で撮影したものです)

エッシャーの代表作としてしばしば挙げられるものがこちらです。
ぱっと見では気づきませんが、よく見ると柱の位置があり得ない場所と繋がっています。
また水路は全て同じ高さにあるはずなのですが、いつの間にか水車の上にまで達しています。
このような騙し絵をエッシャーは得意としました。

物見の塔

滝の数年前に発表された作品です。
同じく柱があり得ない場所と繋がっています。

メビウスの輪

メビウスの輪とは表も裏もない輪のことです。
実際に作るには、輪を一回切断して片方を一捻りしてから再度くっつけるとできます。


上昇と下降

中央部に存在する階段は何段登っても上には上がれませんし、同様に何段下ろうとも下にはいけません。地獄ですね。


邂逅

黒い花の長い生き物と白い人のような生き物のそれぞれのスキマが、相手を形作っています。

元々は黒と白の三角形だったものが、徐々に鳥に変化していきます。
(作品名がわからないです)

美術館内部の階段もどことなく騙し絵っぽい…?(笑)


アクセス

エッシャー美術館はオランダ・ハーグに存在し、マウリッツハイス美術館から徒歩5分程度の近さです。
マウリッツハイスのついでに寄ってみてはいかがでしょうか?

名称Escher in het Paleis
場所:Lange Voorhout 74, 2514 EH Den Haag, Netherlands (Google Map
開館時間:火曜日〜日曜日11時〜17時(入場は16:30まで) 月曜日休館
料金;大人10ユーロ
公式サイト:日本語対応です↓


最後までお読みいただきありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!