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社員の個人note

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社員それぞれが持つ個人のnoteアカウントに投稿した記事を抜粋しました。
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#バーティカルSaaS

超ハイタッチなエンタープライズ向けカスタマーサクセスの手引き書を公開します(テンプレートダウンロード可能→公開終了)

フルカイテン株式会社にてCOOを務めます宇津木と申します。 以前に書いたnoteで、 というような投げかけをしました。 ・エンタープライズの特性 ・プロダクトの特性 これらが相まって難易度が上がっているところを、どのように進めているかの『概念』的な内容を書きましたが、今回は具体的にサクセスチームが使っている資料を公開してしまおうと思います。 他社のカスタマーサクセスの方などに本資料を見ていただく機会がたまにあるのですが、大抵の場合、かなり驚かれます。 『ここまでや

テクニカルプロダクトマネージャーとして考えていること#3 「テクニカルプロダクトマネージャーに必要なスキル①」

フルカイテンでテクニカルプロダクトマネージャーを担当しているパンサー師匠です。 今回はテクニカルプロダクトマネージャーに必要なスキルについて語りたいと思います。 前提テクニカルプロダクトマネージャーに必要なスキルを語る前提として、テクニカルプロダクトマネージャーの役割について、認識を揃えておきたいと思います。なぜなら、同じ「テクニカルプロダクトマネージャー」というポジションでも、組織によってその役割が異なることが想定され、役割が違えば必要なスキルも当然変わってくるためです。

なぜTHE MODELはVertical SaaSに合わないのか?

なぜTHE MODELはVertical SaaSに合わないのか?フルカイテンはエンタープライズ × Vertical SaaSです。 つまり社数で市場規模を見ると非常に小さくなってしまいます。 だからTHE MODEL型のファネル管理をしてしまうと、あっという間にファネルが枯渇するという問題があります。 そもそもマーケティング・セールスという活動は、契約をいただいた瞬間に市場規模が縮小します。 契約を頂いたらターゲットの社数が減少するからです。 SMB × Horiz

フルカイテンに起きた2024年の変化と成果まとめ、そして2025年の展望

フルカイテン株式会社CEOの瀬川です。 2024年はフルカイテンがスタートした2017年以降で最もポジティブかつ 大きな変化が起きた一年になりました。 シングルプロダクトの一本足打法からマルチプロダクト化への戦略変更 小売市場を34の塊に分割して個別開拓するPoD戦略 マルチプロダクト開発の生産性を上げるための大胆な組織変更 CEOの判断基準を言語化した経営原則を全社員に共有し現場判断を 推奨する大規模な権限委譲 現場が勢いよく活躍できるようにするためボトムアップ

テクニカルプロダクトマネージャーとして考えていること#2「テクニカルプロダクトマネージャーの役割②」

フルカイテンでテクニカルプロダクトマネージャーを担当しているパンサー師匠です。 今回はテクニカルプロダクトマネージャーの役割の1つである「ビジネス要件と開発チームの橋渡し役」について語りたいと思います。 前回の振り返り前回はプロダクトマネージャーの定義を紹介すると共に、役割の1つである「プロダクト開発においてビジネスと技術のバランスを取る」について語りました。今回はその続きとなるため、未読の方は以下から確認いただくと、より今回の話が理解しやすいかと思います。 ビジネス要件

テクニカルプロダクトマネージャーとして考えていること#1「テクニカルプロダクトマネージャーの役割①」

フルカイテンでテクニカルプロダクトマネージャーを担当しているパンサー師匠です。 今回は私が考えるテクニカルプロダクトマネージャーの定義を紹介すると共に、役割の1つである「プロダクト開発においてビジネスと技術のバランスを取る」について語りたいと思います。 テクニカルプロダクトマネージャーとは?テクニカルプロダクトマネージャーという職種は比較的新しい職種かと思います。世間一般でどの程度定着しているかは分かりませんが、「何それ聞いたこと無い!」という方や「プロダクトマネージャーは

テクニカルプロダクトマネージャーとして考えていること#0 自己紹介

はじめまして。パンサー師匠です。 今後、「テクニカルプロダクトマネージャーとして考えていること」をテーマに記事を書いていきたいと考えており、それに先立って簡単に自己紹介させていただきます。 この記事の内容は、変化があればアップデートしていきます。 現在の仕事フルカイテン株式会社というSaaSの会社で、テクニカルプロダクトマネージャーをやっています。 ただし、社内での職名はシステムエンジニア(SE)です。 職名と職務内容の関係は組織によって異なるものですが、フルカイテンにおけ

営業の猛者たちに届け!あなたをフルカイテンに迎えて最強の営業組織を作りたい理由

初めまして。 フルカイテン株式会社で代表をしています瀬川直寛と申します。 今回初めてnoteを書くことになり、しかもそのお題がフルカイテンのフィールドセールスに関するアレコレという指定だったので俄然やる気になっています。 と申しますのも、実は私、セールスには自信があるのです。 大学を卒業してから合計4社に営業職で在籍したのですが、その全てでトップの営業成績を出すことができたからです。 また、このnoteを読み終えた前提で、エンプラセールス採用のためのセミナーも実施しまし

バーティカルSaaSにおける『ポテンシャルMRR』という捉え方

フルカイテン株式会社にてCOOを務めます宇津木と申します。 フルカイテンは『FULL KAITEN』という小売業向けの在庫問題解決のSaaSプロダクトを提供しております。 小売業の在庫問題解決となると、必然的に在庫をたくさん抱えている大きめの企業の方がニーズが大きくなります。 AIを用いて数十万、数百万の売上と在庫のビッグデータを色々な切り口で高速解析を行うため、サービス単価もそれなりにします。 また、何かの業務をデジタル化します、という類のサービスではないため、カスタマ